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Waseda Baseball2002

松坂世代最終章〜戦え同期〜
「早慶戦展望」


 6/1・2は華の早慶戦。今年はあと1勝ですれば優勝が決まるという優勝決定戦となり、例年とは一味違ったリーグ最終戦になりそうだ。今回は最終戦の相手となる慶應義塾大学の戦力分析を中心に、早慶戦の展望をお届けしたい(早稲田大学の戦力分析については関連記事「リーグ第7週を終えて」をご参照ください)。


 

優勝したら優勝パレード(提灯行列)が!
リーグ戦全日程終了日に実施
17:30 パレード先頭が神宮球場を出発
19:30 パレード先頭が西早稲田キャンパスに到着
※試合終了時間によって若干の変更があります。

 慶應投手陣

 6/1第1戦の先発はおそらく慶應のエース長田だろう。今季は東大戦で21奪三振のリーグタイ記録を達成し実力を存分に発揮するも、2試合でサヨナラ打を打たれるなど、常に安定しているわけではない。今季の成績は6試合に登板し2勝2敗防御率0.96。早稲田・和田毅(人4)との投手戦が予想されるだけに、早慶どちらのチームに早い段階で得点が入るかが試合を左右しそうだ。第2戦の先発が予想されるのは慶應投手陣二本柱の一角・清見。昨シーズン急成長を遂げ、一躍二番手ピッチャーに躍り出た清見は今年もコンスタントに成績を残し、登板5試合で3勝2敗防御率1.50としている。ただ、昨春の早慶戦のように第1戦で長田が打ち込まれ序盤でKOという事態になれば、第2戦も長田が先発してくることは十分に考えられる。

 慶應攻撃陣

 攻撃力強化がテーマのシーズンとなると、以前「今季の展望(他大学編)」でお伝えしたが、昨季史上最高打率で首位打者となった喜多(現千葉ロッテ)や三木(現大阪近鉄)がともにプロ入りし、未だにその穴を埋めきれないでいる。卒業した先輩の跡を継ぎクリーンアップを打つ早川、池辺の2年生コンビがともに.211、.132と期待はずれの結果に。シーズン途中から4番に座った田中大貴がひとり3本塁打を放ち奮起するも、打線のつながりが悪く、得点を上げられないシーンが多く見られた。1番湊川が3割以上のアベレージを残しているだけに、打線のつながりが慶應一番のカギとなるかもしれない。

 慶應もこの早慶戦で勝ち点を挙げるか挙げないかではリーグ戦の順位が大きく変わってくる(勝ち点を挙げれば優勝もしくは2位、落とせば5位)。もちろん勝ち点を奪取してプレーオフに持ち込み、奇跡の逆転優勝を狙ってくるに違いない。一方の早稲田は、大黒柱の和田毅を中心にここまで混戦のリーグ戦を勝ち抜いてきた。藤井、鎌田(ともに現ヤクルト)が活躍した99年春以来、6季ぶりの優勝まであと1勝。早稲田の運命を決める試合は1日2日両日とも13時より神宮球場にてプレーボールだ。

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早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト

(TEXT・PHOTO=編集部)

 


 
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