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[野球部特集] 春秋連覇へ〜Make the LEGEND〜

提灯行列&優勝祝賀会完全中継!


深紅の新大校旗。
 

 見事、52年ぶりとなるリーグ戦春秋連覇を決めた早稲田大学野球部。閉会式が終わると恒例の提灯行列だ。私は試合終了後大学に先回りしていたので、提灯行列の一行がグランド坂を下ってきたところから参加した。春に続いて行われる提灯行列ではあるが、私自身はこれが初めての参加だ。この行列を通して、私は優勝の素晴らしさ、早稲田の持つ怒涛のパワーというものを実感したのだった。

 応援部が先導する一行に加わり、グランド坂を下り大隈通り、大隈講堂前、そして南門通りを通る。商店街の人々からクラッカーや紙ふぶきなどで祝福を受けながら、皆で応援歌メドレー、『紺碧の空』などを口にしながら練り歩く。優勝を祝うもの同士、肩を組みパレードをしながら歌う『紺碧の空』は格別なものがあった。

「優勝おめでとう」の横断幕。
 

 西早稲田キャンパスでは早稲田祭が行われているため、パレード一行はそのまま馬場下町交差点を渡り戸山キャンパスへ。入口付近で参加者は缶ビールを1本ずつ受け取り、祝賀会の会場である記念会堂前の広場へ集まる。祝賀会ではまず初めに奥島孝康総長(当時)、野球部部長の片岡寛光政治経済教授の挨拶があり、それが終わると待望のビールかけが始まる。おっと、正しくは『ビールかけ』ではなく『乾杯』だ。皆、おもいっきり缶ビールを振り、乾杯の瞬間に缶を開けビールが飛び散らせるので、むしろ『ビールかけ』と言った方が的を射てるかもしれない。この『乾杯』では互いにビールをかけあい、中には胴上げを始めるものもいて、皆が思い思いに喜びを爆発させた。(次のページへ)

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(TEXT=中島和朗、PHOTO=山田浩平・中島和朗)

 


 
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