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[野球部特集] 春秋連覇へ〜Make the LEGEND〜

How to 明治神宮大会〜目指せ日本一〜

早稲田ラストゲームの和田毅投手。
 

 早慶戦で見事52年ぶりのリーグ戦春秋連覇を果たした早稲田。春に果たせなかった「日本一」へ向け、15日からは明治神宮大会に臨む。春シーズンの締めくくりとして行われる全日本大学野球選手権に比べて、比較的影の薄い秋の明治神宮大会。今回は観戦ガイドを兼ねて、開幕を控えた明治神宮大会について探っていきたいと思う。

明治神宮大会の“はじまり”

そもそも明治神宮大会とは何なのか。春の選手権大会とはどう違うのか。明治神宮大会の正式名称は『明治神宮野球大会』。1970年の明治神宮鎮座50周年を記念した奉納試合として第1回大会が始まった。明治神宮大会というだけあって、主催はもちろん明治神宮(但し日本学生野球協会との共催)。初めは大学のみの大会であったが、1973年の第4回大会を機に高校の部が新設された。大学・高校における秋の日本一チームを決める位置づけとして、今日まで続く歴史ある大会。それが明治神宮大会なのだ。ここでは大学の部だけを取り上げることにしよう。

選手権大会との違いとは…

春の選手権大会が全国26の代表校で争われるのに対して、この明治神宮大会は10校という少数精鋭によって戦いが繰り広げられる。出場校の地域を見ると、東京六大学や東都などの関東から北海道・東北、また九州など全国各地に渡る(出場10校の内訳は下記の組み合わせ表を参照)。日程を見ると、大会はわずか4日間。通常六大学が行われる神宮球場のほかに、それに隣接する神宮第二球場も使用される。それだけ密度の濃い試合が展開されることは間違いない。(次のページへ)

明治神宮大会対戦組み合わせ

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(TEXT・PHOTO=長友亮太)

 


 
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