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箱根駅伝の号砲が鳴る
日本でもっとも注目される
駅伝レースが始まる
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―名門早稲田― 多くの鮮やかなスクールカラーに囲まれながらも一際存在感を放つ、その臙脂の襷に、その臙脂を背負った選手たちに、誰もが心を奪われる。選手の快走に酔いしれ、力走に歓喜し、時には涙さえする。彼らの走りには、私たちの心を揺さぶる何かがある訳だ。
しかしその一方で、彼らの存在は大方の学生にとって、遠い存在であるのは否めない。同じ大学生であるにも関わらず、である。彼らは自らのアスリートとしての力を高める為に、日々練習に励んでいる。その一方で、彼らは毎日学校に通い、勉強に励むひとりの大学生でもある。私たちは新年に箱根路を走る選手たちが、普段はひとりの大学生であることを、忘れていないか。
箱根駅伝まで残りわずかとなった今、新春の箱根路を走ることを許された二人の選手のインタビューが実現した。競走部長距離ブロックの後藤信二選手(理工4)と篠浦辰徳選手(人科2)だ。今回お二人に箱根駅伝に向けての抱負、そしてどんな学生生活を送っているのかを伺った。
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快く取材に応じて下さった、後藤選手(写真左)と篠浦選手(同右)
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