昨年のチームに全く劣りませんね。
━━今年のチームについて
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後藤信二選手 理工学部機械工学科4年
豊橋東高校・愛知県出身
1980年9月22日生まれ O型 170cm53kg
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後藤:出雲や全日本駅伝なども終えて、良い雰囲気になっています。昨年(の箱根駅伝)は三位でしたが、その時のチームに全く劣らないです。昨年のチームは予選会もありピリピリとした緊張感があって、逆に今年はその雰囲気は欠けていると思いますが、一歩間違えばシード落ちという危機感は抱いています。昨年三位ということは、まだ上のチームがあるということですから。これは四年生から見たチームですけれど、二年生から見たらどう?
篠浦:昨年は、自分はチームの雰囲気に飲み込まれていた、という感じがありました。高校生の時までずっと個人競技だったのが、初めて駅伝という団体競技になったので、それに上手く乗りきれなかったと思います。今年は慣れたということもあり、チームの雰囲気を自分から作るように心がけたりするなど、良い流れに乗れたと思います。
━━チームの中での自分の役割とは
後藤:普段から四年生の状態で(チーム全体の雰囲気の)乗り方が変わってくると思うので、怪我をしたり体調を崩したりなどはしないように心がけています。レース当日は、頑張る!もしも弱気な姿勢で(レースに)挑めば、それがチーム全体に広まってしまいます。ですから、気持ちだけは決して負けない。それが出雲や全日本では良い感じで表現できたのでは、と思っています。
篠浦:僕はまだ二年生なのですが、下級生が上級生を盛り上げていくという意識でやっています。練習などで四年生だけが「おまえらついて来い!」って感じでやっていると、四年生だけの練習になってしまいますから。僕らが食いついていくことによって四年生にも競争心を与え、チーム全体を活性化させていければ、と。そういうのを目指しています。
授業は寝ない派です!
━━典型的な一日の生活
篠浦:(人科近くの)競走部の寮に住んでいるので、朝六時半に人科に集合して各自朝練をします。朝は苦手なので
(笑)、並んで走る人もいる中で僕は一時間くらいひとりで走ってから寮に戻って身支度をして学校に行きます。授業を受けてからグランドに行って練習をして、寮に帰ります。寮に帰ってきてからは寮で作ってもらう夕食を食べたり、あとは広告をチェックしてから安いものを探して近所のスーパーを転々としています(笑)。一応寮全体の消灯は十時半なのですが、レポートなどで十二時を過ぎる選手もいますね。
後藤:理工学部生なので一年生の時から一般の県人寮に住んでいるのですが、朝練を六時半から一時間くらいしてから学校へ行きます。授業を受けて家に帰るのが大体夕方の六時くらい。それから一時間くらい練習をして十一時には寝ます。何だか鏡のように規則正しい生活ですね(笑)。一日の練習量は三〜四時間くらいです。よく合宿に行くというと「一日中走るの?」とか言われるのですが、それは体がもたない(笑)。
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2/5
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