今大会で節目の80回目を迎えた箱根駅伝。前大会では、出場枠の拡大やエントリー選手数の変更(14名から16名)、箱根駅伝に出場できなかった大学の優秀な選手を集めた選抜チームの編成などかつて例を見ないほどの規模でのルール改正が行われたが、今大会からの変更点は主に次の2つである。
日本学連選抜の編成
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昨年新設された学連選抜チームは今年も出場する。
写真は昨年8区を走った城西大学・前田選手。
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前回は大会初の選抜チーム「関東学連選抜」が編成されたが、今大会は広く関東学連以外の大学の選手にも門戸を開き、「日本学連選抜」が編成された(前回同様オープン参加だが、個人成績は認められる)。関東以外の大学の選手が箱根路を走るのは40年ぶり、また関東以外の大学の選手が区間賞を取れば、これもまた福岡大の重松森雄選手が獲得して以来40年ぶりの快挙となる。
MVPの新設
今大会より最優秀選手賞が新設され、大会中に一番のパフォーマンスを見せた選手(MVP)に銀製の「金栗杯」が授与されることとなった。カップは、国内のマラソン普及に尽力した金栗四三(しぞう)氏が、ストックホルム五輪予選のマラソンで優勝した際に受け取ったカップの複製である。
昨年度のルール変更についてはこちらをご覧ください。
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