(前のページより)
――ところで、村井さんの学生生活はどんな感じなのですか?
アメフト中心の生活ですよ。学校も今年で卒業できそうですし。
――ちなみに、卒論のテーマはなんですか?
ぼくは人科なので、バイオエレクトロニクス系のテーマで、アメフトのヒットに絡めて、ぶつかった瞬間にどのような筋肉の動きが発生するか、どのような重心の移動があるか、というテーマですね。秋はアメフトの方で忙しくなりそうなんで、もう手をつけていますよ。
――休日はどうされているんですか?
普通に、新宿に出て焼肉の食べ放題のお店にいったりしてますよ。
――それは部の方と?
そうですね。食へのこだわりが同じ方向を向いているので(笑)。食べ放題じゃないとどうしても抑えてしまうんですよ。それにぼくはあんまりお酒が飲めないんで。嫌いじゃないんですけど。だから、外に食べに行くと「食って食って食って飲んで」って感じですね(笑)。4人で行ったのに、最初に10人前頼んだりしてますよ(笑)。店の人も迷惑でしょうねぇ。
――早慶戦や関西大との定期戦への意気込みはありますか?
定期戦だからといって特には…。とにかく個人で勝つことですね。あ、早慶戦は頑張ってMVPの賞を貰いたいですね。どうしても得点取った人が貰ってしまい、それは悔しいんで、頑張って目立って賞を貰いたいです。
――今年、チームの中でこの選手に注目!という選手はいますか?
自分ですね(笑)。どうしてもQBなどの点を取る選手に注目が集まるんで、それだけではなくて、ラインの方にも注目して欲しいですね。
――最後に、ファンの方に一言お願いします。
一言ですか。難しいですね(笑)。去年までスター選手がいて、今年はいなくなってしまって、観るとこが無いと思われるかもしれないですけど、全然そんなことはありません。一人一人一生懸命プレーをしますので、それを是非観に来て下さい!今年もやりますよ。
インタビューが始まる前に、マネージャーの方に村井主将がどんな人か尋ねてみた。返ってきた答えは「頭の回転が早く、まさにチームの大黒柱ですね」というものだった。話を聞いていて、ああ、なるほどな、と納得したのであった。試合中にチームメイトを鼓舞する姿、また、このインタビューでのようにチームの現状をしっかり捉えている姿は、まさにキャプテンに相応しいものだな、と感じた。
目標の日本一は確かに厳しいと語る村井主将。しかし、この人について行けば何かが起きるかもしれない、そんな雰囲気を持った人であった。日本一に向けて、どのような飛躍を遂げていくのか、今年の米式蹴球部をぜひ追いかけていこうと感じた。
特集
米式蹴球部特集「挑戦者たち〜THE GREAT CHALLENGE〜」
関連URL
早大米式蹴球部公式サイト
関東学生アメリカンフットボール連盟
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