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 ビックルーキー!ボート部の堀端彩子(スポ2)にはそんな肩書きがぴったりである。全日本選手権など大学の試合はもちろん、1年生ながらU−23の世界大会でも活躍を見せた。既に今年の夏に岐阜で行われる世界大会の日本代表選手にも内定しており、今まさに波に乗っている。そんな彼女にインタビューしてみた。





 
堀端彩子選手プロフィール
早稲田大学スポーツ科学部2年
熊本学園高卒

――まず大学1年目を振り返ってみてどうでしたか。
 始めは大学の生活に慣れるかが心配でしたが、やっぱりすぐ目の前にボートの練習場があって凄く良い環境の中で、良い先輩達にも恵まれて練習できたことが自分の思ったような良い結果につながったのかと思います。

――大学と高校では練習環境は違いますか。
 高校の時は900mしかとれないような凄く狭い湖で漕いでいたのですが、ここ(戸田)は2000m練習できるんです。しかもコンディションも良いです。周りの先輩も強い人が凄くたくさんいるので、そういうこともプラスになります。練習の雰囲気も全然違いますね。もう何があっても絶対最後まで練習をやりきりますし、みんながそれぞれきちんと高い目標をもってやっているので、切磋琢磨して強くなっています。

――高校の時と練習の内容も変わりましたか。
 高校の時は自分で練習メニューを考えていたので、要領の悪いことをやっていたなと思うのですが、大学は短い時間で強度の強いものを集中してやるという感じです。密というか濃さは全然大学の方が高いですね。学校がある時は、早朝練習をしてから学校へ行って、帰ってきたらもう1度練習という感じです。1限があったら朝4時半に集合ですから、朝4時に起きるんです。高校生の時には朝練などはなくて、午後だけの練習だったので、最初は本当に大変でしたね。だって起きてもまだ夜じゃん(笑)みたいな感じで。夜も寝るのは早いですね。11時ぐらいになったら早く寝なくてはと思います。クルーで誰かひとりでも1限がいたらみんな4時半なので、去年は週に4回4時起きでした。夏場の4時半は明るいですが、冬はもう暗いというか船が凍ります。でも暗い中でもみんなが練習しているので明るいんですよ。ここ(戸田)は5時ぐらいになったらもう活気づきます(笑)。


 
早大だけでなく代表での活躍も期待されている

一人暮らしはもう慣れましたか?
 だいぶ慣れました。自炊もします。ここ(寮)でも食べることはできますが、できない時は自炊したりしますね。一人暮らしになって初めてお味噌汁を作りました(笑)。

――趣味は何ですか?
 和菓子に凝っています。おばあちゃんが行くような和菓子屋さんに友達と行って、最近はおまけを貰うようにもなりました。行きつけは2件で(笑)、ようかんも好きだし、うぐいす餅や桜餅など和菓子なら何でも好きです。今はケーキじゃなくて和菓子の方が好きですね。きっかけはなんですかね。友達とふらーっとお店に入ってみたら、それからハマりました。というか女子部は結構和菓子がきてます(笑)。今はうぐいす餅やいちご大福、美味しいんですよ!あら(笑)スポーツ選手なのにこんなこと言っていいのかな…。でも減量はまだ大丈夫です。シーズンになったら頑張ります(笑)。

 

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(TEXT=横山真弓、PHOTO=近藤優美子、漕艇部提供)

 

 


 
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