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[男子バレーボール部] 男子バレーボール部特集「FLY AWAY〜空飛ぶ男たちの勇姿」

北沢浩選手・柴小屋康行選手インタビュー第1回

前のページより)


 

東日本インカレで見事サーブ賞に輝いた柴小屋。

――柴小屋くんサーブ賞とりましたね。
柴小屋: あれはまぐれです(笑)何でなのかわからなかったです。
北沢: 結構…すごかったよ!
柴小屋:いやでもベスト8の試合からしか換算されてないらしいんですけど、すごいサーブを決めた覚えがないんです。家で寝ていたら電話がかかってきて「柴小屋くんサーブ賞なんだけど」って言われて「えっ前田(和樹・人4)さんと間違ってないですか?」って(笑)納得いかないので今は打ち方を変えて研究中です。今度は強いサーブを打ちたいので。

――北沢くんはどういうことを考えてトスをあげていますか?
北沢:試合前に相手のセンターの特徴を読んで今日はこんな感じでいった方がいいなっていうのは確認します。でないと痛い目に合うので(笑)あらかじめ予想をたてておいて入った方が駄目でもショックが小さいし、自分の中では納得できるので僕はそうしています。

――試合前にサイドの選手の調子も確認しますか?
北沢: それはもうアップのスパイク練習やテンションを見ればわかります。駄目なときは顔も暗いし、逆にはっちゃけすぎてる時も試合中は駄目で(笑)
柴小屋:俺が一番わかりやすいでしょ?(笑)
北沢:とりあえず早稲田はみんなわかりやすいです(笑)

――柴小屋くんは筑波戦の交替は悔しかったですか?
柴小屋: 最初替えられたときは頭が真っ白で、「なんで替えるんだよ」って腐っていたんですけど、試合の流れを見ていたら自分が替えられた理由がわかったし、みんなが楽しそうで、自分がコートにいたときはこんな雰囲気じゃなかったなということに気づいたので、そこからはベンチから応援してもっと盛り上げようと思いました。でもすごく悔しかったですね。(黒木)陸(スポ2)はミスをしても周りに「ゴメン」って一言言って、逆に次のプレーで盛り返そうっていう気持ちを出していて、それを見てすごく勉強になりました。

頼もしい言葉を聞かせてくれた。

――では最後に秋リーグへの抱負を教えて下さい。
柴小屋: チームが良い感じなので、筑波とも良い試合できたし、みんな優勝目指すと思うんですけど、目指すよね?
北沢: もち!
柴小屋: やっぱりそれにおいていかれないように、頼られるようなエースになりたいんですよね。今は不安定で迷惑かけてばっかりですから。
北沢:で、僕は(柴小屋に)そんなに頼らないようにしたいです(笑)それが難しいところなんですけど。とりあえず単調なチームにはなりたくないですね。一本で決まらないなら逆にこうしようとかうまさが必要になってくるんですよ。だからエースに頼るだけじゃ勝てないってことです。僕も全然駄目なので課題を少しずつやっていきたいです。

  高校時代に全国優勝を経験し貫禄すらみせる北沢と進学校でバレーをしていたという柴小屋。二人が過ごしてきた環境は全くと言っていいほど違うが、今ではこうして同じチームで共に戦う仲間となった。経験の差を埋めようと、そして頼られるエースになるよう日々努力する柴小屋を北沢は影ながら応援しているという。今頃はそれぞれの課題を胸に夏の練習に励んでいることだろう。秋リーグ、この二人の活躍がますます楽しみである。
  後日、北沢選手と柴小屋選手の対談第二回をお届けします。お楽しみに!

 

特集
男子バレーボール部特集「FLY AWAY〜空飛ぶ男たちの勇姿〜」

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全日本大学バレーボール連盟
関東大学バレーボール連盟

 

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(TEXT=横山真弓、PHOTO=村山裕太)
 


 
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