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 秋期リーグでは、少ない出番ながら圧倒的な存在感を放った須永武史(スポ3)。不思議な変化を見せるフローターサーブで流れを引き寄せるだけでなく、なによりも彼がピンチサーバーとして試合に出るだけで早稲田のムードは一気に盛り上がる。ムードメーカーの彼はどんなことを考えて試合に臨んでいるのだろうか。


学生主体のチーム


 

須永武史選手プロフィール
スポーツ科学部スポーツ文化学科3年
身長176センチ、最高到達点310センチ

ポジション:レシーバー
早稲田実業卒業

――秋期リーグを振り返ってみてどうですか。
 そんなに上位を狙っている雰囲気じゃなかったんですが、みんな調子が良くて、うまくまわったのでちょっと怖いぐらいでした。

――須永くん自身も活躍しましたよね?
 はい、良かったです(笑)。試合は出れるだけで楽しいですね。

――印象に残っている試合を教えてください。
 やっぱり初戦(順大戦)ですね。春リーグは最初の2戦をくじいていたので、最初はしっかり入ろうということでやっていました。順大が硬かったこともあって、そのおかげでリズム に乗れたかなっていうのはありますけど(笑)。

――ピンチサーバーは緊張しますか?
 毎回ビビリますね。監督からは「調子どう?」って聞かれて「いいっすよ。」って(笑)。指示は一応あります。キャプテンが試合前に決めたものを守りつつ、あわよくばと思って打 ってますけど、ちょっと欲も出したりします(笑)。


 

皆に愛されるキャラクターである

――サービスエースを決めたときの気分は?
 すごく嬉しいですね。もう何十周もできますね、ここ(体育館)を(笑)。僕のサーブは(サービス)エースを取るサーブじゃなくて、少し崩して流れをもってくる感じなので、たま たま結果がついてきただけです。赤澤(大樹・スポ2)なんかの方がジャンプサーブができるので一か八かで、僕は(相手コートに)入れるのを前提で出ているんですが、結構ミスしま したね(笑)。

――須永くんがコートに入ると盛り上がりますが?
 なんだか盛り上がってくれてるみたいで、でもそのために入っているようなものなので嬉しいですね。僕は普通に打っただけじゃどうってことないし、どっちかというとプレーでやっ ていける方ではなくて、悪く言ってしまえば、いてもいなくてもいい存在なんですよ。だから、試合に出る限りは出てない人の分も頑張らなきゃいけないと思いますし、雰囲気的なも のや声でチームに貢献できればなと思ってやっています。

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(TEXT=横山真弓、PHOTO=近藤優美子、村山裕太、横山真弓)

 

 


 
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