WasedaWillWin.com
 
「二度目の春〜Second Step〜」

ア式蹴球部 塗師亮選手インタビュー

前のページより)




 

徳永選手のつけていた背番号2を受け継いだ

――ところでオフの日はどのように過ごされていますか?
 服を見に行ったりはしますけど、好んでは遊ばないです(笑)。自分の中ではサッカーが中心なので、オフの日もジョギングしたりして体を動かしています。確かに体を休めなきゃいけないとは思うんですけど、でもまだ若いんで(笑)。今は本当にやるべき時だと思うし、プロになって疲れが溜まるようになったら休めばいいことだと思っています。逆に今休んじゃうと、自分の中で悪影響に感じてしまうし、動かせる時は動かしたいので。

――大学生活の中でサッカー以外にやりたいことは?
 1年目にも思ったんですけど、2年目からはもっと人との出会いを大切にしたいと思いますね。

――資格を取ったりはしていますか?
 教職は1年の前期でやめました。大学に入る前は取らなきゃと思っていたのですが、でもいざ大学に来てみて、本当にプロを目指すなら(教職は)自分の目指すところではないし、プロになるにあたって教職を取る時間がもったいないと思ったので。

インタビュー中何度も笑顔を見せてくれた

――西早稲田キャンパス(本キャン)に来ることはありますか?
 本キャン別に興味ないです(笑)。所沢でいいかなぁ〜って。隔離されてるんだったら、もう隠れちゃおうかなぁ〜みたいな、所沢に。(一同笑)。

――サッカーの話に戻りますが、目指す選手像は?
 ここにいたらやっぱり徳永さん(FC東京)はすごく大きな存在だったし、ヴェルディで一緒にやっていた林健太郎さん(ヴァンフォーレ甲府)は本当に落ち着いていて、すごく上手くて、こういう選手になれたらいいなぁと思います。大学を卒業したらプロになって、でもただなるだけじゃなくて、仕事としてやるんだからしっかりチームのためにプレーできるような選手になっていきたいですね。

――最後に、今シーズンは1部で戦っていくことになりますが、いかがですか?
 対戦相手は気にしていません。自分達のプレーをすれば勝てると思うし、サッカーを楽しめれば自分達のプレーが出せているっていうことですから、そうすれば1部でも優勝できると思います。


 インタビュー中、落ち着いた様子の中にもたびたび浮かぶ、はにかんだ笑顔がとても印象的であった。〈サッカーはもちろん楽しいです。サッカーなくなったら自分じゃないと思ってますし、そこは譲れないですね。サッカーは。〉そう語る彼の、まっすぐサッカーに向き合う眼差しには、一点の曇りもない。4月1日に1部での初戦を迎えたア式蹴球部。今シーズンも楽しみながらサッカーをする塗師選手から目が離せない。

関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト
関東大学サッカー連盟
ULTRAS WASEDA

2/2

 

(TEXT=五十嵐文子 、PHOTO=横山真弓、平野峻、五十嵐文子
 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる