（前のページより）
――全日本インカレに向けて個人的な課題は？
北沢：
ラリー中の気持ちの切り替えかな。絶対決まると思ったトスが拾われたりすることって結構あるんだけどその時にそれを引きずってレシーブに集中できなかったりする。レシーブだけに集中してる時はそこそこできるんだけど、あーぁと思いながら下がるとどうってことないボールを落としちゃったりして、結構多いよ俺。そこはやっぱり切り替えていかないと。区切りをつけてやれればもう少しできると思う。俺結構痛いところで簡単なミスしてるからね、そこ直さないと。
――藤森くんは調子の波が目立たないけど？
藤森：
サーブカットは…波がないように見せる（笑）！
北沢：
それ大事だよね。そりゃ調子悪い時だってあるよ。
藤森：
試合前から自分のプレーが常に不安で。アップのサーブカット練習でもボールが手に当たらなかったら、やべー今日だめかもしれないって思うし。でも試合になったらやるしかないから、なんとかチームに迷惑をかけない最低限のプレーを心がけてる。
北沢：
圭はだめな時は「俺今日調子悪いから」って言ってくれるから。つぶれる時って自分の世界に閉じこもっちゃうけど、だめって伝えればその分俺が頑張ろうって思える。俺もアップで調子悪いなって思うことが結構あるけど、それをあらかじめ伝えてやればいいかなって。そうだよね？
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全日本インカレは早稲田の応援よろしくおねがいします！
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藤森：
うん、試合の中で調子を変えることはいくらでもできるから。その日だめだと思ってても1本いいレシーブするとそこから不思議と体が動き出したりするし。あとはセットごとに気持ちが違って、そのセットでいいプレーできても次はちょっと沈んだ気持ちで入っていく時もあって。次もいいプレーできるかなーって感じで、だめだとあーやばいこのセットだめかもしれない（笑）って思ったり。
ウィルウィン：
意外！
北沢：
なにげに考えてるよ。やっぱり自分が調子悪いと思う日は頭冴えないからね。俺もだけど自分のことで精一杯で周りが見えなくなったりするしね。
――では最後に全日本インカレの目標は？
北沢：
ベスト4はいきたいよね。
藤森：
センターコートはやっぱりいい！
北沢：
センターコートいきたいねー！どっちにしても4年生最後の大会だからいい思いさせてあげたいし！今頑張ってやることが絶対来年にも繋がるから、それを皆が理解すればモチベーションが下がることもないし頑張れるかなって。あとは後悔しないように！それだけですね。例え負けたとしても今年1年色々あったけど良かったなって去年みたいな感じで終わりたいです。
かけがえのない高校時代。「高校の思い出はいくらでもある。話し始めたら一晩まわる。」と笑いながら話す二人。辛かったことも楽しかったことも全部ひっくるめて高校時代を誇らしく思える今、二人は更なる成長の時を迎えているようだ。来年はいよいよ最終学年の二人にとって今回の全日本インカレはひとつの集大成でもあり、次へのステップでもあり、いずれにしろ大きな意味を持っていることに間違いはない。とにかく「一生懸命」闘って大好きなバレーボールを最高に楽しみ、今回のインカレも二人の思い出の1ページに刻めるような試合になることを期待している。
関連URL
早大バレーボール部公式サイト
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