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――それでは、さっきも少し話が出たんですが、大学でサッカーをしてみて手ごたえを感じた部分と課題について教えてください。
中川：
手ごたえ･･･。手ごたえは、やれることはやれるんですけど、アピールとまではいかなくて。こなすことは出来るんですけど、自分を目立たせることが出来ないので、もっと自分が上手くならないとダメだなって感じました。
ウィルウィン：
持ち味については？
中川：
ディフェンスしか出来ないので、俺。早稲田はパスをつなぐんで、しっかりそういう部分も向上しないといけない。
松本：
自分はやっぱスピードに乗ったドリブルが売りなんですけど、それが以外に、思っていた以上に大学で通じて。そこは通用する部分であって。課題はやっぱりフィジカルと、あと早稲田はつなぐサッカーでパスミスとかあんまり出来ないんで、もっと個人的にミスを少なくしたいって思ってます。
ウィルウィン：
本当に足速いですよね。
中川：
いいねぇ(一同笑)。
ウィルウィン：
あれだけ速いとドリブルしていて気持ちいいのでは？
松本：
フェイントなしでいけちゃうんで(笑)。
中川：
速いといいっすよね。いつも思いますもん、俺。
ウィルウィン：
中川選手も、一年生とは思えない落ち着いたプレーですよね。
中川：
落ち着いてないっす！内心超バクバクなんすよ。
松本：
あはは(笑)。
中川：
みんなからそう言われるんですけど、内心超テンパッてます。
ウィルウィン：
松本選手は中川選手のそういう様子は見ていて分かりますか？
松本：
なんとなく、たまに。
中川：
バレますもん。チームメイトにはもうバレてる！！
松本：
(笑)。
ウィルウィン：
上から(スタンドから)試合を観ていると、とても貫禄ありますよ。
中川：
全然ないっす！
松本：
(笑)。
中川：
(観戦している人から見て)超ちっちゃく見えてますから、自分。
松本：
あはは(笑)。
――お互いのプレーぶりを見てどうですか？
中川：
怜は本当に速いんで。逆に欲しいくらいです、スピード。分けてもらいたいです、マジで。練習とかで身につくものじゃなくて、純粋な速さなんで。あとは･･･、クロスの精度がちょっと〜･･･。
松本：
ちょっとね･･･。
中川：
ちょっと裏落ちしちゃうんで。そこピンポイントになってきたら、すんごい選手になると思います。
松本：
そこも課題ですね。
ウィルウィン：
中川選手から何かアドバイスありますか？
中川：
いや分かんないっす！俺教えられるほど上手くないんで(笑)。練習してもらうしかないんじゃないですかね。
松本：
練習するしかない。俺、超〜言われてるんですよ。練習中に先輩とかに、「(クロスを)頑張れ」って。
ウィルウィン：
言われてへこんだりしますか？
松本：
いや、別にへこまないです。クロスは自分で下手って分かってるので。
ウィルウィン：
お二人とも、自分の苦手なところを認められるって立派なことですね。
中川：
いや、本当に下手なんですよ(笑)。みんなが上手すぎるんですよ、早稲田は。
松本：
認めないと上にいけないです。向上していけないです。
ウィルウィン：
では、松本選手から中川選手を見ていかがですか？
松本：
裕平はすごい強さがあって、ヘディングは全部競り負けないし、テンパッてるって言ってるけど、まぁ以外に落ち着いてる･･･、みたいな。
ウィルウィン：
落ち着いてみえますよね。
松本：
見えますけど･･･、
中川：
一回ミスするとだめっす。メンタル弱いんで。
松本：
あはは(笑)。メンタルお互い弱いっす。
中川：
超〜弱いっす。(寮が)同じ部屋なんですけど、
松本：
同じ部屋で、いつも二人で、
中川：
ガーン↓↓って。
松本：
超ブルーっす、部屋で。「今日だめだったねぇ･･･。」って(一同笑)。
ウィルウィン：
中川選手は本当にヘディングなど競り合いが強いですが、その要因は？
中川：
高校時代にずっとディフェンスだったので、ヘディングとかしかしてないです。デイフェンスしかしてなかったから、早稲田はつなぐサッカーなのにそっちが出来なくなっちゃいました。
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