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新二年生対談対談 第2回 [中川裕平選手×松本怜選手]

新二年生対談 第2回
ア式蹴球部 中川裕平選手×松本怜選手

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――高校卒業後の進路に早稲田への進学を選んだ理由を教えてください。
中川: 俺はプロ行きたかったんですけど、九月までに、選手権の予選までにプロ決まらなかったら大学行こうって決めてたんで。それで大学進学を選んだんですけど、大学の中でも今後のことも考えて、あと先輩とかもいるし、それで早稲田にしました。
松本: 自分は最初からプロに行くつもりなくて。プロに行っても通用しないと思ったし、もしそこでクビにされたら後がないので。だから、大学に行ってちゃんと勉強もして、あとプロが終わった後の人生とかも考えて、大学を最初っから行こうって思ってて。けど早稲田に来れるなんて思ってなかったんで入れて良かったです。

――大学に入学するに当たって、不安なことはありましたか?
中川: まず頭が。四年で卒業しないと親に迷惑かかるんで。卒業出来るかってのが今でも不安です。『マイルストーン』で☆五つとか四つとかの授業選んでます(笑)。社学は通年なんで、まだ成績が全然出てなくて。でも通年落とすと超痛いから。
松本: 自分もやっぱ勉強面ですね。サッカーよりも勉強面です。卒業出来ればいいなって思いますけど。今んとこ大丈夫なんですよ。前期も落としてないし。ただちょっと後期・・・なんか・・・危ないです(笑)。

 


 

 

――では、大学入学当初、それまで高校の最上級生という立場から一年生になることで、何か戸惑いはありましたか?
中川: 雑用がキツイっす。
ウィルウィン: どんなことをするんですか?
松本: ビデオ撮影とか。
中川: 東伏見で試合がある時は、Aチーム以外の試合でも残ってサポートしないといけなかったり。
松本: 午前中から午後までとかなので。土日とかはほぼ潰れるよね。
中川: それがキツイっす。でも日頃、僕達が関東リーグでサポートしてもらってるんで、そのありがたみが分かります。すごい感謝です。
松本: 一緒(同意見)っすね。
中川: すんごい大変だと思うんですけど、その中でもしっかり仕事してくれるんで、すごくありがたいです。
松本: サポートしてくれる人たちがいて、自分がプレー出来るから。すごく感謝してます。

――プロでやっている同世代の選手についてはどう思いますか?
中川: 悔しい部分もあるんですけど、すごいなぁと思います。レギュラーでやってる人とか、すごいと思う。プロでの数ヶ月と大学での数ヶ月は、同じ時間でもやっぱ違います。早稲田はレベルが高いからまだ大丈夫だと思うんですけど、そこで適当にやってたら本当に差が開いちゃうと思う。
松本: やっぱなんか、羨ましいなって思いますよ。プロはサッカーに集中できるし。こっちは勉強とかもあるから。けど、大学も楽しいんで。大学だからこそ出来ることが結構いっぱいあるんで。まぁ、「あぁ、いいなぁ」って思ったりもします。「あぁ、なんか、プロっていいなぁ」なんて。
中川: お金とか・・
松本: そう。金、金が!(笑)。それ大きいっすよ本当に。大学生って金ないですもん。
ウィルウィン: バイトとかする時間はありますか?
中川: たまに『Waseda-net』でやってます。ほんと、たまにですよ。
松本: 俺もたまに『Waseda-net』で。
中川: 怜は俺の倍は行ってますよ。
松本: 暇になると行きたいんですよね。『Waseda-net』、バイト楽しいですよね?すごい楽しくて、なんか一人で勝手に行っちゃいますね。
中川: 俺だめっす。一人がだめっす。バイトも。
ウィルウィン: じゃあお金の遣り繰り大変ですね。
中川: 大変。
ウィルウィン: アピールしておいたら、もしかしたら救いの手があるかもしれませんね(笑)。
中川: ここだけガーンってやっといてください。赤文字とかで。
松本: (笑)。

 

 
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(TEXT=五十嵐文子、PHOTO=横山真弓、神崎風子)
 


 
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