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  競走部主将相川誠也選手・競走部駅伝主将宮本賢藤森憲秀選手インタビュー

 「主将対談」最終回となる今回は、競走部の相川誠也主将(スポ4)と藤森憲秀駅伝主将(スポ4)の対談です。一つの部の中に二人の主将が存在するという珍しい環境の競走部。このような環境の中で、お二人は自分の主将としての役割、そしてお互いの事をどのように考えているのでしょうか。今回の対談では、その一部を垣間見る事ができました。








 

競走部主将 相川誠也選手

――主将の決め方は?
相川誠也競走部主将(以下相川): 上級生からと先生からの推薦が少しあり、最終的には同期で集まって、決めるって形です。

――長距離は?(※長距離の場合は、長距離ブロック長という形で決まって、その人が駅伝の時に駅伝主将を務めます。)
藤森憲秀駅伝主将(以下藤森): 長距離は長距離で、学年で話し合って決めます。

――主将になって責任は感じましたか?
相川: やっぱり不安だらけでしたね。一つ上の森田(行雄)さんも、二つ上の大前(祐介)さんもやっぱり立派な主将だったので、自分があれだけ素晴らしい人達と同じように務まるかなぁって。
藤森: 入った時から、学年に長距離少なかったんで、自分がやるかなっていう感じはあったので、選ばれて急にどうってのはなかったですけど、長距離低迷してるんで、そういうプレッシャーは結構ありましたね。


 

競走部駅伝主将 藤森憲秀選手

――理想の主将像はありますか?
相川: 特になかったですね。自分が一生懸命やってるなら、どっちに転んでも、それが自分の力だなって思うんで。とにかく前の2人見てて、その2人との違いを出せればいいなと思ってました。まだ結果はわかんないんですが、明日で代が替わるので、そこで何か残せたなっていうのがやっと振り返られるんじゃないかと思います。(※競走部では10月25日に来年度の幹部が発表になり、このインタビューはそれ以前に行われました。)
藤森: やっぱり結果が出せるのが1番だと思うんです。長距離ブロックだけに言えば、これから(の時期)が1番大事なので…まぁこれからです。

――主将になって心境の変化は?
相川: やっぱり競技に対する意識がすごく高くなりました。前までは練習(への姿勢)もすごく弱い方だったんですけど、自分から引っ張っていくようになったし、やっぱり周りが見えるようになった。個人競技で自分の事だけ考えてればいいのは3年生まで。主将になってからは周りを見渡して、調子が悪い奴とか悩んでる奴とかいたら声かけるようになりました。
藤森: 全学年から見られてるっていう緊張感が、自分を高めてくれたと思います。

――苦労した点は?
相川: 下から見られてるっていうのはありますし、監督・コーチやOBとの兼ね合いもあって、そこで挟まれてる事が1番苦労しました。あと、個人競技である中でも、インカレや関カレ等はまとまっていかなきゃいけないんで、その時どうやってまとめるかっていうのはやっぱり苦労しました。
藤森: 学生中心って言われてるチームなんで、主将がやるべき事っていうのがすごく大きくて、でも監督ではないんで、どこまでやっていいかっていうバランスが、イマイチ分からない時とかあって、苦労したことはありました。

 

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(TEXT=神崎風子、PHOTO=競走部提供、五十嵐文子)

 

 


 
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