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――主将をやっていて1番喜びを感じた事はなんですか？
相川： やっぱりみんなで戦うインカレ、日本インカレ、関東インカレで、それなりの成績を残せて終わった時の、嬉しかった部分とほっとした部分。それが1番大きかったですね。

――注目を浴びるのでそのぶんプレッシャーがありますよね？
相川： そうですね、やっぱり感じます。やっぱり早稲田のファンの方とかOBの方っていうのが多くて、その中で(僕達は)主将と、駅伝主将っていう立場にいるので、プレッシャーは本当に毎日感じます。
藤森： 合宿や試合に行ったりすると、「もっと主将がしっかりしろ」みたいな厳しい言葉もよく言われて、そういうプレッシャーはすごくありますけど、逆にそれを力に変えて、やれればいいなって感じですね。

――これからの時期といえば箱根駅伝ですが。
相川： 僕は特にないです(笑)
ウィルウィン： 逆に箱根駅伝に対しては（相川さんは）どのような立場でチームを支えてるんですか？
相川： やっぱ邪魔しない事が1番だと思ってます。もう僕らはシーズン終わって、これからは鍛練期に入るんで。でも長距離はこれから、試合に向け調整していくから、すごいナーバスになる時期が続くと思うんで、その時期に邪魔しなければいいかなと思うのと、やっぱり応援することかなと。
藤森： 短距離には予選会とか、箱根駅伝本戦も応援に来てもらったりして、すごい感謝してます。競走部全体で戦ってるんだなぁっていうのをすごく感じる。そういう意味でも、競走部の代表としてしっかりと結果は残さないといけないなっていう、まぁ良い意味でのプレッシャーっていうのは感じますね。

――「早稲田」でスポーツをしていて良かったなと思うことはありますか？
相川： やっぱり大学スポーツの中で、一番伝統や名前が知れ渡ってるのが早稲田だと思うので、その中で競技を続けられて少しでも実績を残せた事と、主将をやれたって事は一生の財産だと思いますし、誇れるものの一つだと思ってます。
藤森： まだ自分は早稲田に恩返しが出来てないと感じていて、これからの2ヶ月で決まると思ってます。いろんな意味で早稲田にお世話になってきたと思うんで、返せたらいいなぁと。

――応援してくれている人に何かあればお願いします。
相川： 僕は全体の主将として、長距離だけでなく、短距離も頑張ってるので見て欲しいという事と、これからも選手一同頑張っていくので、よろしくお願いします。
藤森： 駅伝だけに限って見れば、ここ何年もシード落としてしまって、早稲田のファンの方がすごくがっかりしてると思うので、今年は喜んでいただけるような結果を残せるように頑張ります。応援してください。

　力強い視線と口調が印象的だった相川誠也主将は短距離選手のため、冬季オフシーズンを迎え部を離れ、一方で淡々と語る姿が印象的な藤森憲秀駅伝主将は1月の箱根駅伝を控え、これからが大本番。同じ部内で主将を務めながらも、お二人の人柄や歩む道は全く違います。しかし主将として部や後輩を想う真剣な気持ちは同じだという事は、対談を通して強く感じました。残り2ヶ月をきった箱根駅伝。今年も早稲田の応援よろしくお願いします！ 　

関連URL
早大競走部公式サイト

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