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 精確なパスと広い視野を武器に、各年代で日本代表を経験するなど、期待のルーキーとして今春ア式蹴球部の門を叩いた中野遼太郎選手。シーズン前半は出場機会に恵まれなかったものの、次第に頭角を現し、リーグ戦後期は見事レギュラーの座を射止め、チームの躍進を支えた。今回のインタビューでは、大学生活や自身のプレーについて、そしてインカレへの意気込みを語ってもらった。




 

中野遼太郎プロフィール
スポーツ科学部1年
小金井北高校(FC東京U-18)出身
2006U-18日本代表

 

 

――大学入学後から現在(2007年度リーグ戦終了時点)を振り返ってみていかがですか?
中野遼太郎選手(以下中野): 早かったです。(内容的にも)濃いですね。ただ、最初は試合に全然出られなかったんで、そこは少し辛かったですね。

――ア式蹴球部に入ってみていかがですか?
中野: あまり上下関係とかが厳しくなくて、自分が今までいたユース(FC東京U‐18)もそういう感じだったので、割とユースに(雰囲気が)近くて自分が想像していたよりも全然やりやすかったです。
ウィルウィン: 戦術など、プレー面では?
中野: 大榎監督のサッカーは、自分のサッカーにがっちり当てはめるというより、選手の良いところを生かすような感じなので、自由に自分の良いところを出せばいいかなと思ってます。あと、早稲田のサッカーはパスをつなぐイメージがあって、俺もつなぐのが好きなんで、やりやすかったです。
ウィルウィン: ア式のチームメイトについては?
中野: 先輩がすごい人達なので、今の4年生と一緒にやれたのはすごく嬉しいです。入学する前から「(4年生は)どのくらい上手いんだろう?」って楽しみにしていました。
ウィルウィン: 参考や刺激になるチームメイトはいますか?
中野: 修人さん(鈴木修人副主将/スポ4)ですね。常に(全体が)見えているところとか、あと何よりキックが上手いです。自分ももっとキックが上手くなりたいですね。一緒にボランチが組めて嬉しいです。あと、修人さんはすごい(チームを)盛り上げてくれるし、私生活でも学年とか関係なく話しかけてくれるんで、ああいう風になりたいですね。


 

 

――リーグ戦後半からレギュラーに定着されましたが、大学リーグを戦ってみての感想は?
中野: 試合に出始めてからは結構あっという間で、出るまでがすごく長かったです。大学のレベルは自分が思っていたくらいでした。ただ、本田拓也さん(法政大/U‐22日本代表)はめちゃめちゃ上手かったです。でも普段から修人さんとかレベルの高い先輩とずっと練習してたんで、特に驚きはなかったです。

――大学サッカーとこれまで所属していたチームとで感じる違いはありますか。
中野: 早稲田も整っているとは思うんですけど、ユースは環境がすごい整っていて、トレーナーもプロの人だったり、練習後の食事とかも全部出るので。でもそのくらいですね。サッカー面ではそんなに違いは感じないです。自分が結構マイペースなので、ずっと同じ感じでやってます。

 

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(TEXT=岡崎聡、PHOTO=田辺里奈、五十嵐文子)

 

 


 
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