(前のページより)
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現在は就職活動中で、日々忙しい生活を送っているという。
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――主務をして得たことは??
早慶戦のパンフレットを載せる時に、東伏見近辺のお店を周ったり用品店に行って広告をお願いしたりして。今まではパンフレットとかを見ても、どういうふうに作られていくのか分からなかったのですが、一から集めていったときに、裏方で支える人がいるからこそ、この部活が成り立っているのかなと思いました。早慶戦のイベントもそうだし、普段の練習も成り立っている、そして自分達がプレー出来ているのだなと思って、それは自分でやらなかったら分からない部分でしたね。
――主務を経験して将来の方向性で変わったことありますか。
今は就職活動中なんですが、裏方の仕事を経験して自分の中で『社会貢献』というものがテーマになってきて。“裏で支える”という部分が就職活動にもつながっているのかなと思います。
――地域の方と交流する機会があるのですか?
OBの方が中心となって立ち上げたのですが、今度の4月から『早稲田クラブ』でハンドボール教室をやったりします。今話題になっているじゃないですか、ハンドボール!キャッチコピーも『君も宮崎大輔になれる!!』というキャッチコピーを使って、今チラシは配られていると思います(笑)。ハンドボールってよくソフトボールと間違えられるので、ハンドボールというものをもっと知ってもらいたいし、スポ科で勉強していて、「ハンドボールには飛ぶとか投げるとかいろんな要素が含まれているから、小さいうちにやればその後どんなスポーツをやるにしても生きてくるのではないか。」と思って、是非小さい子にやってもらえればと思っています。
――最近のハンドボールを取り巻く世間の流れは感じますか??
ゴールデンの時間にBSで試合が流れることってなかなかなかったので、就活の面接の時とかに「ハンドボールやっています。」というと、「今話題のハンドボールね!」と食いついてくれて(笑)。(主務の仕事で)電話とかしたりするんで、最低限のマナーというのは結構身についているかなと思って、就活でもそうゆうところをアピールしています。
――これからの展望は?
今までやってきたことはどんどん後輩に引き継いでいかなきゃいけないと思います。あとは昨年度の主務で今年卒業する男子部の主務の方が、「早慶戦が自校開催のときに最後の主務をやりたかったな。」とおっしゃっていて。今年度は早稲田開催なので、自分の代に早稲田で早慶戦を開催するに当たって、主務として色々やらなければいけない部分があります。会場を押さえるとかOBさんとの連絡とか本当に色々あるんですが、それを最後自分の代で主導でやっていけるのはすごく嬉しいことなんだなと思うので。早慶戦は今年の自分の課題で、力を入れていかなければいけないことだと思っています。
――時期は?
4月にこの(東伏見スポーツホール)体育館でやっているんで!興味がある方は是非!!練習の成果をいろんな人に見てもらいたいと思います。
――それでは最後に、選手としてのこれからの目標は?
そこも重要なんですよね(笑)。私は全然全国大会の経験などないので、プレーヤーとしてあまり試合にも出られないのですが、そこに甘んじてはいけないというか。主務としても最後の年で後輩に手伝ってもらえる部分も多いので、その分プレーヤーとしてやっていく部分に変えて、もうちょっと試合に出て、主務としてではなくプレーヤーとしてチームに貢献できたらいいなという思いはあります。今はベンチ入りもなかなか出来ない状態なので。最後4年生だからということで情けで試合に出してもらうということではなくて、自分の力を出して、“こうゆう時には使える”という力を磨いていかなければいけないですね。どんどんそのようなものをアピールしていって頑張っていきたいです。
選手と主務の役割を両立できるのも桜井さんの強い責任感と真の強さがあるからこそ。アットホームではあるけれども決して練習では甘くならない。『自主性』を掲げる女子ハンドボール部、これからどのような驚きを与えてくれるのだろうか、女子ハンドボール部の成長にも期待したい。
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関連URL
早稲田大学ハンドボール部ホームページ
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