学生スタッフ特集によせて
これまでウィルウィンの活動を通じて、多くの学生スタッフの方々と接する機会を持ち、たくさんお世話になってきました。こうしてウィルウィンが日々取材活動することが出来るのも、各運動部の主務さんやトレーナーさんなどがウィルウィンと選手とをつなぐ架け橋になってくれているからです。
選手達には日々の練習の努力や自分をアピールする場所が与えられています。その努力に対する労いの言葉や実力を認めてもらえる機会があります。
しかしながら学生スタッフは、例え誰よりも早く練習場へ訪れ準備をしても、練習以外に多くの仕事を24時間抱えていても、その苦労や頑張りが表に出てくることはありません。それぞれの日々の取り組み、そして考えや気持ちを表立って主張する機会を持ちません。
縁の下の力持ちとなって、陰で選手達を支えるのが彼らの役割であることは間違いないのかもしれません。彼らの苦労や主張を、表舞台では感じさせない方が良いのかもしれません。
それでも、「では彼らの存在を忘れて、あるいは知らずに、ただ試合の舞台だけを、選手達の姿だけを追っていれば良いのだろうか。」っと、ウィルウィンとして取材活動をさせてもらううちに感じるようになりました。そしてその想いは、ウィルウィンとしての経験が増えるごとに、また学年を重ねるうちに強くなっていきました。
この特集が、少しでも多くの人々に学生スタッフの存在を知っていただけるきっかけとなり、彼らの日々の努力と苦労が報われる機会になれたら幸いです。
今回特集を組むにあたりインタビューにご協力くださった学生スタッフの皆さん、また、これまでウィルウィンの活動に協力していただいた全ての運動部の関係者の方々、そしてこの特集をご覧いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。
最後に、特集に賛同し、力を貸してくれたウィルウィンの仲間達へ、心から感謝を込めて。
WasedaWillWin PROJECT 五十嵐 文子
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10/24更新
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TEXT=小垣卓馬、PHOTO=岡崎聡
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