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「二度目の春〜Fly higher〜」

男子バレーボール部 佐藤選手・浅野選手インタビュー

前のページより)




 

 先週の日体大戦では二人ともスタメンで出場。

――早稲田を選んだ理由はあったんですか?
佐藤: 僕の場合は高校の監督が早稲田のOBの方だったので、話を聞いてました。
浅野: 個人的には、正直バレーは高校でうんざりしていたんです。その時、いくつかの大学からオファーはあったんですけど、特に惹かれるものが無いという感じでした。早稲田は名前が通っているというのもあるんですが、高校の時から、部活だけに偏ることは嫌だったので、“いい選択肢なんじゃないかな?”と思って選びました。実際今文武両道でやっているかと言われたら自信は無いんですけど。

――大学生活はどうですか?好きな授業や科目などはありますか?
佐藤: 完璧です。興味ある授業はでます(笑)。テストなどは要領よく。
浅野: それは人がいなきゃ駄目だろ!
佐藤: 直前に勉強して単位きちゃったりとかしたり。
浅野: それって要領がいいのかわかんないよね。
ウィルウィン: マイルストーンなどで選んでるんですか?
佐藤: 買いました、マイルストーン。スポーツビジネスのコースに行こうと思っています。後期でトップスポーツビジネスの最前線とっていたんですが、ああゆうのは面白かったです。
ウィルウィン: 教職などは?
佐藤: 入るまではそのような道で行こうと思っていたんですが、入ってからはスポーツビジネスに興味持ってみたりして今は保険みたいな感じでとっていますね。
ウィルウィン: 浅野さんはトレーナーの道に興味があるんですか?
浅野: まだ分からないですけど、興味はあります。高校の時にマッサージをされたりとかしてて、 それを“人にやりたい”っていう好奇心的なものがあったので。トレーナーの授業はたくさんあるみたいです、ここ(早稲田)についてもらっているトレーナーの方でも早稲田の教授の名前は知っているようですし。
 

――二人はもともとセッターでしたが、お互いライバルであったりしますか?
佐藤: 最初はどっちがやるんだ?っていうのはありましたが
浅野: お互い先輩の後についていくことしか頭に無かったので切磋琢磨とかそういう感じではなかったです。先輩といういいモデルがいたから目指して行っていたという感じです。

――課題は見つかりましたか?
佐藤: これからは1年生の仕事もなくなって、自分の練習にかける時間も増えると思います。自分の課題を克服できるように強い気持ちを持つことが課題です。
浅野: 課題を解消することが課題ですね。
佐藤: 具体的に!
浅野: 例えばジャンプ力をつけたいし、もっとレシーブをうまくなりたい。それは練習試合をする度に課題はひとつずつ見えてくるわけであって…一つに絞ることは出来ないんで、やはり、その課題を解消することが課題です。

 二人とも決して似たタイプではないが、互いに突っ込みあういいコンビ。先週始まった関東大学バレーボールリーグ戦では、コートの上で彼らのプレーを見ることが出来た。それぞれの課題に向かって今は始動したばかり。今年一年、彼ら二人はどのような選手の成長していくのだろうか。

    先輩達を目の前にしてしまい、思うように言葉に出せなくなってしまった。

――最後の質問です。これから1年間の意気込みをお願いします。(インタビューをしていた応接室は、体育館に続く通路に面しています。練習前だったので、バレー部の方々が集まってきました。)
佐藤: どうぞ
浅野: 先にどうぞ
ウィルウィン: では聞き方を変えます。抱負とか目標でも!
浅野: 最後の質問、本当に難しいと思うんだけど本当に。
佐藤: あ〜、難しい質問だ!

 下を向いたまま、一向に口を開けなくなってしまった二人。 バレー部の選手が続々と体育館に集まってきて、それを目の前にしてコメントすることがかなり恥ずかしくなってしまったようです。質問から7分経過…。

ウィルウィン: この質問、宿題にします。試合で聞きます。
佐藤、 浅野: わかりました!

  最後の質問にかなりの時間を要していた二人、ともに186センチという大柄な選手がこの質問によって小さくなってしまった。『恥ずかしがらず答える』という課題出来てしまいましたね。  帰り際に『一番写真が気になっていたんです。』と浅野選手の写真のチェックが入りました。 『この辺とかすごいいいカットだよ、質問されてすごい悩んでるし!』 その写真をおすすめということで掲載させて頂きます。

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関連URL
男子バレーボール部公式ホームページ

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(TEXT=池田恩 、PHOTO=五十嵐文子、田辺里奈
 


 
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