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渡邉千真選手プロフィール
スポーツ科学部4年
国見高校出身
06,07年関東リーグ1部得点王
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――今年はリーグ戦で厳しい戦いが続いていますが、チームの状況(取材を行ったのは9月下旬)はいかがですか?
負けてはいますけど、そこまでみんな悲観的にはなってないんで、毎試合次に向けての切り替えは出来ていると思います。
――渡邉選手ご自身のコンディションは?
前期は怪我もあったりしてあまり良くなかったんですけど、今は怪我もなくて大分コンディションは良くなっていると思います。あとは結果を残すだけです。
――今季のご自身のリーグ戦での働きを振り返ってみて(第18節終了時で3得点)いかがですか?
去年は結構得点を取れてたんですけど、今年は自分が点を取れてなくて、その上チームもあまり勝てていないんで悔しい気持ちは強いですね。
――今年からメンバーも目指すサッカーも大きく変わりましたが、プレーする上で心掛けていることは?
まあ、昨年に比べて、パスがあまりいい形で出てこないというのが正直あるので、そこは上手く周りとコミュニケーションをとってパスを引き出したり、また、自分がゴール前でボールを持った時はシュートまで持っていくっていう場面を増やす。そういうのが大事なんじゃないかなと思います。
――特に、中盤として出場する選手の顔ぶれが毎試合のように変わりますが。
大体色んな選手の特徴は分かってるんで、「こういう時にはこういうタイミングで出してほしい」っていう感じで言っていれば、大体(パスを)出してくれるかなという感じですね。
――チームが浮上するために必要なことはどういったことだと思いますか?
攻撃面ではもっとシュートまでいくチャンスを増やすことと、フィニッシュでちゃんと終わること。あとはチャンスがあまりないなかで、ここぞという場面でしっかり決めることが一番大事だと思います。守備では、しっかり全員で共通の意識を持って前から行くところは行って、行かないときはしっかりブロックを作るということですね。
――最上級生としてチームを引っ張るという意識は?
自分はあまり声を出して引っ張るタイプではないんで、プレーで大体引っ張っていく感じかなって思います。
――チームをまとめるために、どんなことをしていますか?
4年生同士でミーティングして、それをみんなに伝えたりしてます。試合中は4年生に限らず大体みんなが声出してますね。
――チームとしての目標は?
順位的には苦しい位置にはいますけど、一つでも上に行けるように、とりあえず一試合一試合を勝てるよう頑張っていくことだけです。
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今季は中盤まで下がって、チャンスメーカーに徹する場面も目立つ。
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――「エース」と呼ばれることについてどう思いますか?
フォワードとして点を取ることが仕事なので、(エースと)呼ばれることは本当嬉しいことだと思ってます。なので、エースとしての仕事をもっと出来るようになりたいですね。
――大学に入って、いつ頃から「ワセダのエース」としての自覚が芽生えましたか?
2年生の時にずっと試合に出させてもらってたんで、そこからですかね。ずっと点も取っていたし、やっぱり必然的にそう呼ばれるようになっていたんで、自分の中でも「責任感とかが出てきたな」というのはありましたね。
――エースとしての役割はどんなことだと思いますか?
やっぱり、チームがここで点が欲しいっていう時に点を取ってくれる。そういう存在がやっぱりエースなんじゃないかなと思います。
――役割を果たすために、練習のときに意識していることは?
練習のときは、試合を常にイメージして、点を取るために自分がどうすればいいのかということを考えて取り組んでいます。
――エースと呼ばれることでプレッシャーを感じる時はありませんか?
そうですね、今年みたいに結果が出ていないときにはプレッシャーとか責任をすごく感じます。
――そういった状況を切り抜けるためには?
とりあえず「結果を残す」だけです。
――エースとしての役割を果たしたなと特に感じる瞬間は?
やっぱり、自分の得点で勝ったときですね。勝負所での1点だったり決勝点だったりを決められた時はチームに貢献できた感じがして嬉しいです。
――プレーの上でのこだわりはありますか?
とりあえずシュートには自信があるので、シュートまで持っていくことをいつも考えてますね。
――長い間渡邉選手がワセダのエースの座に君臨していますが、自分の後継者として期待している選手は?
今年フォワードとして一緒に組むことの多かった中川翔平(スポ3)なんかには頑張ってほしいです。自分とはタイプは違うんですけど、組んでいてやりやすいですね。
――今年からチームの中心である証ともいえる10番をつけていらっしゃいますが、その経緯は?
俺はそのまま去年と同じ9番がよかったんですけど、「10番をつける選手はお前しかいない」って岩田啓祐(教4)とかに言われて、そうなりました。
――では、10番という背番号を意識することは?
いや、全然ないっす(一同笑)。
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