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 いよいよ目前に迫ってきた2010箱根駅伝。毎年恒例の箱根駅伝直前企画の第1弾として、今回は注目の1年生・平賀翔太選手インタビューをお届けします。昨年の全国高校駅伝を制した名門・佐久長聖高校の優勝メンバーとして、大きな期待を背に早稲田に入学後、トラックシーズンから早くもチームの貴重な戦力として活躍を見せている平賀選手。その一方で、大学では基幹理工学部に籍を置くなど、文武両道に励むルーキーに、入学してからこれまでを振り返ってもらうとともに、初めて臨む箱根への意気込みを聞かせていただいた。





 
平賀翔太選手プロフィール
  基幹理工学部1年
  佐久長聖高・長野出身
  自己記録  5000m:14分00秒52
        10000m:29分36分38

――まず、入学してからこれまでを振り返ってみての感想は?
 入学してから特に故障もなく練習もしっかり積めて、色々なレースにも出させてもらったりして、ここまでは結構順調にきているのではないかなと思います。

――トラックシーズンでは、1年生ながら関東インカレ、全日本インカレにも出場されましたね。
 関カレ、全カレという重要な大会に出させてもらったわけですけども、結果は自分としてはあまり満足のいく結果は残せなかったので、これからの駅伝だったり来年のトラックシーズンで良い結果を残していければなと思います。

――初めてエンジのユニフォームを着た時の感想は?
 非常に伝統あるものということで、多少は緊張はしましたけど、そこまで「エンジ」っていうものを意識したわけではなかったですね。

――もともと早稲田にはどのようなイメージを持っていましたか?
 とても強い選手がたくさんいて、普段の練習からレベルが高いんだろうなとはイメージしてました。

――実際、競走部に入ってみていかがでしたか?
 イメージ通り、強い選手がたくさんおられて、普段の練習から質の高い良い練習が出来ているんじゃないかなと思います。先輩方も入学してきて色々教えてくれたり、優しく接して頂いたりしたんで、特に困ることなくやれていますね。

――高校と大学で感じる練習面の違いは?
 やっぱり走る距離が高校時代より長くなったことが一番の違いだと思います。

――走りの面での変化はありますか?
 大学に入って10km以上のレースも何回か走ったんですけど、長い距離でもしっかりと走れるようになったと思います。


 

学業にも力を入れていきたいという平賀選手。
今後は情報理工学系の分野を勉強したいそうだ。

――そもそも早稲田大学に進学した理由は?
 やっぱり近年箱根で上位に入ってたりしていますし、強い選手がいっぱいいる中で自分ももっと力をつけていきたいなと思ったので、早稲田大学に進学しました。

――その中で基幹理工学部を選んだ理由は?
 自分は指定校推薦で来たんですけど、選べる学部が人科(人間科学部)とか理工とかで、高校の時も一応理系のクラスで勉強していたので、僕自身理系の方が勉強したいなと思って。理工学部も選べるってことだったんで、どうせだったら陸上だけじゃなく勉強もやりたいなと思って基幹理工学部を選びました。

――学業と競技の両立は大変では?
 まあ、それなりに……(笑)。

――どのような分野を勉強しているのですか?
 専門分野には、学科が二年生から分かれるんで、一年生の時は数学とか物理とかコンピュータとか色々な分野を総合的にやっています。結構難しいです。

――毎日の朝練や通学など、普段の生活も忙しいのでは?
 まあ、慣れれば大丈夫ですね。一限の授業がある時は、朝練を他の人より早めにやって、他の人より早めの7時20分とかそれ位に寮を出ます。起きるのは大体5時ぐらいですね。

――寮での生活は?
 高校の時も寮で生活してたんで、困らずに生活出来てますね。ただ、一年生は当番があるので、そこは高校とは違うところです。当番のときは結構朝早く起きなきゃいけないんで、大変です。

――チームメイトの中で特に仲の良い選手は?
 みんな仲良いんで、特には…。ただ、前田(悠貴、スポ1)が一緒の部屋なんで結構話したりします。

 

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(TEXT=岡崎聡、PHOTO=鈴木雄介、岡崎聡)

 

 


 
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