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 17号館地下2階、そこはまさに「熱気あふれる」という言葉がぴったりな場所でした。 今回は早稲田ボクシング部藤井剛志主将にご自身のボクシングに対する思い、早稲田ボクシング部の魅力についてお聞きしました。



 
藤井剛志選手プロフィール
スポーツ科学部4年
愛媛県・新田高校出身

――ボクシングはいつから始められたのですか?
 そうですね、自分は中学からやっていました。

――始めたきっかけはなんですか?
 テレビでボクシングを見てとりあえず実際に見てみたいなと思って、実際に見に行ってやっぱりかっこいいなと思い始めました。

――他になにかスポーツはやっていましたか?
 小学生のとき空手を少しやっていました。

――空手をやっていたことは役に立ちましたか?
 いや全然役に立たないですね。空手の打ち方とボクシングの打ち方はやっぱり違うんで。ボクシング始めて一ヶ月くらいは基本ばっかりやらされて本当にやめようかと思いましたけど。(笑)




 

リング上では本番さながらの練習が行われています

――ではさっそく早稲田ボクシング部についてお聞きしたいんですが、
なぜ早稲田を選ばれたんですか?

 大久保賢児さんていう自分が1年のとき4年の先輩がいてほんとに偉大な先輩で、その人が高知出身で自分愛媛出身なんですけど、憧れて早稲田に入りました。

――最初の早稲田ボクシング部の印象は覚えていますか?
 最初の…とりあえずいい先輩ばかりで練習の雰囲気がいいなとは思いました。

――その印象と今は変わりましたか?
 そうですね、自分がやっぱり一番上となってひっぱっていかなきゃならないんでいい雰囲気は残しつつ、練習のときは厳しい、とめりはりがつくように心がけていますね。

――今部員さんは全部で何人くらいいらっしゃいますか?
 今のところ15人くらいです。女子部員はマネージャーが1人います。個性的なやつが多いですかね。

――藤井さんにとって部員のみなさんはどんな存在ですか?
 どんな存在だろ…(笑)自分を支えてくれるいい仲間たちですねほんと。あと、みんな元気があるんで元気づけてくれます。どんなに苦しくてもやっぱみんなが声出してくれて、みんなで盛り上げていこう!っていう雰囲気を作ってくれるんでそういう意味ではやはりいい仲間を持ったなと思いますね。

――練習は週何回くらいやっていますか?
 週6でやっています。学校があるときは16時40分から大体2時間くらいは練習してます。

――練習が本番さながらだなと思ったのですが
 そうですね、やっぱりボクシングは危険なスポーツなのである程度緊張感がないと怪我にもつながるので、練習中はみんなで声を出し合って元気を出しつつ、緊張感のある練習をするように心がけてます。

――試合前に必ずやることはありますか?
 試合前ですか…自分はシューズを右足からはくとか。あ!グローブは絶対左手から入れます。

――それはなぜですか?
 高校2年のときに全国大会に2回出場して、2回とも1回戦負けだったんですよ。で、3回目出場した時に国体で準優勝になったんですけど、そのときずっとグローブを左手から入れて勝ち進むことが出来たんでそれ以来ずっと左手からグローブを入れるようにしてます。

――今でも試合前は緊張しますか?
 自分は緊張するほうなので結構緊張します。でもリング上がったらやるしかないんで、吹っ切れますね。

――試合中声援は聞こえていますか?
 聞こえます。かなり力になってます。あと、例えば「ボディ打て!」って指示が出たら、相手も聞こえてるわけじゃないですか。だからボディ打つフェイントして上打ったりとか、そこまで自分は考えてますね。

――ライバルと考える存在はありますか?
 ライバルはもう自分自身だと思います。減量とかもやっぱり自分に勝てないと試合にもたどり着けないし、日々の練習も自分に勝てないと追い込めないんで。

 

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(TEXT=磯綾乃、PHOTO=平尾実夏)

 

 


 
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