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二年生特集『二度目の春』

ア式蹴球部 榎本大希選手インタビュー

前のページより)

――そのように1年間を過ごす中で、同学年の選手をライバル視することはありましたか
 してはいましたね。

――特に意識していた選手は
 山口潤っていうFC東京のユースから早稲田に来た選手がいるんですけど、高校時代からもずっと知っていたし、同じポジションなんで、潤はライバルだと思ってやっていました。

――そうしたライバル心を抱く事もある同学年の選手ですが、部活から離れたプライベートでの関係はいかがですか
 たぶんうちの学年は仲良いと思います。よくボーリング行って、みんなで遊んでます。 多い時には週に2回とか、結構すごいペースで。

――他の部活の同学年の選手たちとの交流はありましたか
 スポ科はアスリートが多いですし、紺碧寮にも全国優勝しているようなやつらがごろごろいるので、すごい話が聞けて楽しいですね。




 

後輩ができても特に気負いはしないという榎本選手。

――現在、Aチームの練習に参加していて、チームの雰囲気はいかがですか(※この取材は4月21日に行ったものです。)
 試合が始まると調整しなければいけないし、チームとして固めてかなきゃいけないから、練習の内容も変わってきちゃって難しい部分もあるんですけど、いまの時期はまだ試合が始まってないので全員にチャンスがあると思うし、そういう競争意識をもってできる良い機会なので、良い意味で激しく競いあっているんじゃないかと思います。

――今年度のチームのどんなところに注目してほしい
 戦う姿勢であったり、いまのチームは攻守の切り替えを強みにしようっていうのをやっているので、ボールを奪ってからはやく攻めるスピーディーな展開に注目してほしいと思います。奪ってから相手が整う前にはやく攻めるところとかは観ている人も楽しいんじゃないかなと思います。

――そんなチームの一員として榎本選手は2年目を迎えられますが、2年目の目標は
 僕まだ公式戦出たことないので、もちろん最初は(試合に)出る事が目標なんですけど、関東リーグで5点とりたいです。

――最後に、今年度のご自身のどんなところに注目してほしいですか
  ビルドアップにも参加して、相手の嫌がるポジションでうけて展開したりだとか、ただ前線にいてFWとして点取るだけじゃなくて、自分がうけることによって周りを活かせるようなプレーもみてほしいし、それだけじゃなくて自分で前向いて仕掛けることもできると思ってるんで、ボールもって前向いたときの仕掛けとか、裏に抜けるスピードとか、そういったところもみてもらいたいです。

 関東大学サッカーリーグは5月3日に開幕を迎えた。穏やかな口調ながらも、1年目の悔しさを胸に、リーグ戦で5点とりたいと語ってくれた榎本選手。早稲田大学ア式蹴球部のスローガンである「WASEDA THE 1ST」達成のために、榎本選手がリーグ戦のピッチで活躍する姿を期待したい。

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関連URL
早稲田大学ア式蹴球部ホームページ

 

(TEXT=平尾実夏、PHOTO=磯綾乃)
 


 
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