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 「2度目の春」2回目と3回目は野球部を代表する投手のお二人にお話をお聞きしました。1年生の時から主力投手として活躍する一方で、優勝へ手が届かないという悔しさも経験した両投手。昨シーズンでの経験を振り返っていただくと共に今シーズンについても語っていただきました。


 
有原航平選手
スポーツ科学部2年
広陵高校出身

――まず昨年を一言で表すとどんな年でしたか?
 昨年はちょっと悔しさの残る年でした。
――その悔しさとは?
 秋も春もなんですけどちょっと納得いく成績が残せなかったんで、悔しかったです。
――春季リーグは5位と特に苦しい時期が続いたと思いますが、そのときのチームの雰囲気は?
 負けばっかりだったんでリーグ戦なんですけどそんな盛り上がりがなかったので、楽しくないわけじゃないですけど、やっぱりどんどん勝って行きたいなと思いました。
――悪い流れが切り替えられなかった?
 春はそういう感じがありましたね。
――1年目で5位と2位という言ってみれば正反対の順位を経験されましたが
 5位っていうのも味わったんで、そこには行きたくないっていうのがあるんでもっと頑張ろうと思います。
――秋季リーグの2位という順位は嬉しかったですか?
 やっぱり5位よりはいいと思うんですけど、優勝しないと意味ないと思うんで今シーズンは優勝したいです。


――それでは春季リーグから振り返っていただきたいのですが、リーグ戦初登板は対東大2回戦でしたね。その時の心境は覚えていますか?
 あんまり覚えて…(笑)とにかく思いっきり投げようと思って投げました。
――緊張は?
 緊張はしなかったですね
――普段からしないタイプですか?
 あんまりしないです、はい。
――投げ終えてみてリーグ戦でやっていける手ごたえは感じましたか?
東大っていうのもあったんで、まだあんまり分からなかったですね。
――次の対明治1回戦は東大戦とは違いましたか?
 そうですね、全然違いましたね。東大が弱いっていうわけじゃないですけど明治は強いと思うので、実際強かったんで全然違いましたね。大学はレベル高いと思いましたね。
――初めて得点を許したことに対しては何か思いましたか?
 まあでも特に初めてとかは思わかなったんですけど、普通にどんどん点取られちゃったなって思います。
――落ち込むことはありませんでしたか?
 すぐまた試合もあるんで、落ち込んでも意味ないなと思って。

 

――対立教2回戦で初勝利でしたが
 初勝利もよかったんですけど、自分のピッチングが納得いくものだったんでその時は嬉しかったですね。
――どのあたりが納得いきましたか?
 自分に変わって3人で抑えて「よし、攻撃に行こう」みたいのが出来たんでそういう流れが作れてよかったと思います。
――法政戦で負けたことにより優勝の可能性が消滅してしまいました。その時は何か感じるものはありましたか?
 優勝は無くなってもまだ早慶戦とか残ってたんで、ここから全部勝つつもりでいこうと思いました。
――落ち込むこととかは無かったですか?
 4年生とかは落ち込んでる人もいたかもしれないですけど、まだ1年生だったんでとにかく頑張ろうと思ってました。
――慶応と戦うということは今までの試合とは違いましたか?
 球場も盛り上がりが全然違ったんで早慶戦は特別だなと思いました。
――最終的に慶応に負けてしまいましたが
 まだ慶応に勝つっていうのが分らなかったんで、普通に負けてしまったなっていう感じでした。今までの負けとはそんな変わんなかったです。
――でも慶応の優勝を目撃されましたね。
 目の前で胴上げされるとやっぱり悔しいですね。
――チームはどうでしたか?
 チームはみんな、秋に向けて頑張ろうってなってました。
――すぐに切り替えられましたか?
 はい。
――試合を見ていて投手陣は1,2年生が引っ張っていた印象も受けましたが
 自分と梨がたくさん投げさせてもらって…まあでももっと頑張らないと勝てないなと思いました。
――周囲の期待にプレッシャーを感じることは?
 それは全然ないです。
――プレシャーを感じたことは今までにないですか?
 あんまりないですね。

 

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(TEXT=磯綾乃、PHOTO=平尾実夏)

 

 


 
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