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二年生特集『二度目の春』

野球部 有原航平選手インタビュー

前のページより)

――秋季リーグは開幕戦で先発でしたね。
 やっぱり4年生のラストなんで、4年生にも「頑張れよ」って言われたんで「絶対勝とう」と思ったんですけまああんまりいいピッチングじゃなかったんで、ちょっと悔いが残ってますね。
――秋リーグは苦しい時期が続いた?
 最初明治戦がちょっと良くなくて立教戦は投げなくて、でも後半はよかったんで今シーズンに繋がってきてるって思ってます。
――よくなるきっかけはありましたか?
 きっかけは特にないですけど、試合終盤投げるようになってちょっと気が楽っていうんじゃないですけど、先発よりは思い切って投げることが出来ました。
――先発はやはり違うものですか?
 そうですね、やっぱり自分が大体の試合を作るって感じなんでちょっと違いますね。
――春と秋経験して昨年で一番苦しかった時期は?
 苦しかった時期ですか…うーん…苦しかった時期…やっぱりでも春の全然勝てなかった時が一番自分も悔しかったんですけど。チームも全体的に結構落ちてた時期が長くてちょっときつかったですね。
――どうやって勝てるかとか考えたことは?
 いっぱいミーティングはしたんですけど、やっぱり中々結果が出ないんで苦しかったです。
――1年終えてみて成長したところは?
 そんなには変わってないと思うんですけど、やっぱり投げる面だったらコントロールであったり、細かいところの精度とかは上がってきたと思います。
――逆に課題は?
 去年はフォアボールとかが結構多くてカウント悪くして打たれるっていのうがあったんで今年はストライク先行を心がけてます。
――梨選手(雄平=スポ2)とか同じ投手として意識したりしますか?
 いや。全然しないっすね、左投げだったりもするんで。お互い頑張って成績残せたらいいなって思ってます。
――周りは気にならないタイプですか?
 はい。


――では少し入学当初のことを聞かせてください。なぜ早稲田に入学されたのですか?
 優勝決定戦とか見て、やっぱりすごい盛り上がってたんで。で、たまたま早稲田から声かけてもらってやるんだったらこういうところでやりたいなと思って早稲田にしました。
――入ったときの最初の印象は?
 大学はもっと楽な感じかな―と思ったんですけど、意外とって言ったらおかしいですけど(笑)結構厳しくて、自分鍛えるには良い環境だなと思いました。
――高校と比べるとどうですか?
 高校もきつかったんでまあどっちもどっちですね、はい(笑)両方厳しいです。
――初めての大学生活、環境にはすぐになじめましたか?
 まあそれなりにはなじめたと思います。
――大学生活は楽しいですか?
 楽しいですね、はい。オフの日遊んだり、学校も授業の時も結構面白かったりします。
――授業は楽しいですか?
 クラスがあるじゃないですか、スポ科だったら。高校みたいなクラスがあるんでその授業が面白かったです。
――結構みんなでわいわいしてる感じ?
 そうですね、はい(笑)
――授業との両立は大変ではないですか?
 大変ですね(笑)
――授業自体は
 授業やっぱり難しいっす。(授業は)行ってるんですけどテストとかが出来なかったりして(笑)
――オフの日は何してるんですか?
 オフの日は仲のいいやつと遊び行ったりご飯食べたりですかね。
――早稲田の野球部で特に仲のいい方は?
 仲の良いのは中村(奨吾=スポ2)と三倉(健=教2)ですかね。



 

試合中と同じ真っ直ぐな瞳でインタビューに答えてくれました。

――1年生を見て何か感じることは?
 1年前は自分もこうだったんだなって思って、(1年生の時に)もっと練習出来たんじゃないかなって思います。今になって。
――今の1年生は練習すごい?
 練習もいっぱいしてますね。
――アドバイスしたりする?
 いや、そんなには。聞かれたらあれですけど(笑)自分からは言わないです。
――仲は良いですか?
 はい、吉永(健太朗=スポ1)とかは一緒のピッチャーなんで、よくしゃべります。
――吉永さんも注目されて入部されましたが、意識することは?
 いや、もう特にないですね、はい。
――自分でどんな先輩だと思いますか?厳しいですか?
 いや、全然何も言わないです。
――2年生になって心境は変りましたか?
 あんまり変わらないですけど、2年生なんでやっぱりもっとしっかりやらないといけないと思います。
――練習面で?
 全部ですね。練習も学校も(笑)含めです。
――新チームの雰囲気は?
 雰囲気は、4年生主体にやっていこうっていうチームなんですごい4年生が一番声出してくる信念なんですごいやりやすいですね。
――去年とは違いますか?
 はい、学生コーチの方の考えが違うんで。
――どんな考え方?
 4年生が苦しむっていうテーマなんで、4年生が一番言ってますね「苦しむ」って。
――去年は?
 去年もでも4年生は練習はやってたんですけど、今みたいに必死でやってるって感じではなかったですね。
――雰囲気はいいですか?
 はい、いいと思います。
――オープン戦の調子は?
 オープン戦はあんまり結果は出てないんですけど、まあでもみんな仕上がってきてると思うんでこのまま上げていけたらいいと思います。
――有原さんご自身は?
 まだ先発で行くか、抑えで行くかは分からないんで、まあ色々やってるんですけど最初にくらべたらよくなってきてるんで、リーグ戦に合わせていきたいです。
――課題はまた見つかったりした?
 やっぱりコントロールですね、甘い球行ったら、社会人とやることが多いんで大学よりレベル高いんで(すぐ打たれます)。
――意識して練習していることはありますか?
 やっぱり走り込みを多くしてますね。
――それはなぜ?
 やっぱり下半身が安定していないとコントロールがあんまり良くならないんで、去年よりは量増えてます。
――ここが変わったと思うことはありますか?
 まだ結果はそんなに出てないんですけど球も前よりはキレが出たと思います。
――走り込みの成果は出ていますか?
 はい、フォアボールの数がすごい減っているんで、それはいいと思います。
――やっぱり先発をやりたいという気持ちはありますか?
 そうなんですけど、高校からずっとそうだったんでそっちの方がいいんですけど、まあチーム状況的には後ろだったりすると思うんで、まあそれはどこでも構わないです。
――リーグ戦勝っていけると思いますか?
 優勝しないといけないんで、絶対勝ちます。
――注目してほしいところは?
 ランナー出しても点を取られないピッチングをしたいです。粘りのピッチングをします。

  「周囲の期待にプレッシャーを感じることは?」という問いに即答で「それは全然ないです。」と答えた有原選手。周囲を気にしない強い精神力が見えました。 有原選手のプレッシャーをものともしない更なる活躍が、今年の早稲田の優勝を手繰りよせます!

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関連URL
早稲田大学野球部ホームページ

 

(TEXT=磯綾乃、PHOTO=平尾実夏)
 


 
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