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大迫傑選手プロフィール
  スポーツ科学部3年
 東京・佐久長聖高校出身
 自己記録 5000m:13分31秒27
       10000m:27分56秒94
ハーフ:61分47秒

――現在の調子は(取材を行ったのは12月25日)
 集中練習を順調にこなすことができたので、調子は上向きです。

――集中練習ではどのようなところを心がけましたか?
 今回は本当に余裕を持って長い距離にも対応できるようにしました。自信につながったかなと思っています。  

――早稲田のエースとして、大迫選手の走りにより一層注目が集まっていますが、プレッシャーはありますか。
 責任はとてもあるなと感じますが、特に大きなプレッシャーというのはないですね。いつも通りの走りができるようにしたいと思います。

――華の2区を走るという予想が出ていますが
 そうですね。

――試走などはされましたか?
 いや、車で1区から3区までをばーっと見ただけです。

――走りたい区間は
 走りたい区間はやっぱりありますけど、監督から任せられた区間をしっかりとこなしたいと思います。

――5区には山本選手が今年も名乗りをあげています。山本選手が後に控えるということに対して安心感はありますか?
 どちらかというと安心感というよりは、同い年ですけど学年としては上級生になるので、むしろしっかり自分の役割を果たしてあとにつなげられるような走りをしたいなと思います。

――大迫選手の世代には各校エースが存在します。その中でライバルだと思う選手はいらっしゃいますか?
 競技面はもちろん、ずっと仲良くしているのは窪田(駒大3年)ですかね。同じ区間を走ることは多分ないと思うんですけど、負けないように頑張りたいと思います。

――重要な試合前などに決まってすることなどがあったら教えてください。
 うーん、ないですね(笑)。変わったことはあえてしたくないので、いつもと同じ普段通りのことをするように心がけています。

――今シーズンは世界へ挑戦してあと一歩届かない結果となりました。
 身近にいるディーン(元気、スポ3)が活躍するのを見て、悔しいなと思うところもあったんですけど、それも良い刺激になりました。それからは走りに対する意識が変わりました。

――来年度は駅伝主将に就任します。
 今までは自分に集中して走ってきたというのがあったんですけど、今年は上級生だという意識から責任を強く感じながら走りました。まずは結果を残していくことでチームを引っ張っていけたらと思います。

――大迫選手の駅伝に対する思いというのはどんなものがありますか?
 高校時代からトラックはもちろん、駅伝にも取り組んできましたが、周りからの刺激を受けて自分が成長できる場だと思います。

――早稲田が優勝するためには、大迫選手の走りがカギとなります。
 僕だけではないと思うんですけど、それでも重要な区間を走ることになるので、やっぱり僕自身がしっかり走らなければならないなと思います。  

 

(TEXT=西村侑美、PHOTO=矢野真由実)

 


 
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