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田口大貴選手プロフィール
スポーツ科学部2年
秋田高校・秋田県出身
自己記録 5000m:14分23秒60
10000m:30分21秒00 ハーフマラソン:1時間06分31秒
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――まず初めに先日の出雲駅伝についてお聞きします。大学初駅伝ということでしたが振り返ってみていかがでしたか?
初めての駅伝だったので緊張は結構したんですけど、自分の中ではあまり満足のいく結果が得られなかったことに関してはとても悔しいというか申し訳ないなという風な気持ちもあります。けどそれ以上に大学の初駅伝を出走できたということは、とりあえず自分の今までやってきたこととしてまず第一歩を踏めたので、それに関してはよかったかなと思っています。
――走る前はどんな気持ちで挑もうと考えていましたか?
初駅伝だったので周りの皆からは「なるべく落ち着いて走るよう」にというようなアドバイスをかなりいただいてたので、常にそのことは心がけていましたね。緊張を全くせずにというわけではないんですけど、緊張しつつ自分のことをしっかり客観的に見れるくらいの落ち着きを保つことを走る前は考えていました。
――当日走ることは結構前から決まっていたんですか?
いや、前日ですね。前日に刺激練習があったんですけど、そこでの動きを見て、最終的に練習が終わったあとに渡辺監督(渡辺康幸駅伝監督、平8年人卒)から言われました。
――走ることが決まって、自分の目標タイムや区間順位などは考えていましたか?
区間記録はその日の天候によってかなり左右されるので、とりあえず区間の記録よりかは順位として区間3番以内を目標にはしていましたね。最低でも5番以内にはと思っていたんですけど…。
――チームとしては6位と悔しい結果になってしまいましたが、それについてはいかがですか?
そうですね、優勝を目指してやっていたので。アクシデントがあったと言ってしまえばあったんですけど、それ以上にそのアクシデントがあってから押し上げることができなかったことに関しては反省しなきゃいけないなと思っています。
――敗因を挙げるとすればなんですか?
いろいろな要素が重なってしまったっていうのもあるんですけど、それ以上にやっぱりどういう状況になっても自分たちの、自分の力を出し切れなかったというところが積み重なった結果が今回の出雲の結果じゃないのかなという風に思ってます。
――出雲後に何かチームのみなさんで話し合われたことはありますか?
話し合いというか、出雲が終わってから全員の気持ちがやチームの雰囲気が変わったっていうのは間違いないと思いますね。
――雰囲気が変わったというのは?
やっぱりもう今回の敗戦をきっかけに次は必ず獲るっていう風な気持ちが全員の中に浸透しました。その中で誰かに任せるんじゃなくて自分がやるというような意識をみんなが持ちはじめたというか、そういう雰囲気が出てきたかなと思います。
――ここからは今シーズンについてお聞きします。まず関東インカレではハーフマラソンに出場されましたが、実際に走ってみていかがでしたか?
関東インカレのときはちょっと前半の走りはあんまり良くなかったんですけど、総合的に見て自分の良さというか、自分らしい走りを最終的にできたかなという印象はあります。
――エンジを着て走るプレッシャーはありましたか?
エンジのプレッシャーももちろんあったんですけど、ずっとエンジに憧れていた部分もあったので、そのエンジを着れる喜びの方が実際のところ大きかったかなと思います。
――では次に夏合宿について大まかに振り返ってみて、いかがでしたか?
夏合宿は結構充実した時期ではあったなという風に今思うと感じますね。
――なにか手ごたえなどありましたか?
今までの感覚とはまた違った感じで、良い意味で自分の走りの中に変化があったというのはすごく感じることができましたね。
――走りの変化というのは具体的に言うと?
今まではいけると思って行っても続かなかったというか、上の選手に食らいつこうとしてはみるんですけどなかなかうまく食らいつくことができなかったりということが結構あったんです。でも今回の夏合宿に関しては食らいつこうとしていってそれがそのまま自分の思い描いている、というか自分がやろうとしていることをそのままできたかなという感じですね。
――夏合宿については1年生のときと比べてなにか気持ちなどの面で変わった所はありますか?
そうですね、今年に関してはもう絶対に大学駅伝を走るっていう意識を持ってやっていました。去年はどっちかっていうとAチームの雰囲気を味わう、っていったらあれですけど、Aチームの先輩たちに必死になって食らいつこうっていう意識がどっちかといえばあったので。その去年を考えると今回はわりと駅伝を意識していましたし、自分が走るっていうことを意識してできたかなと思います。
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