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2013年度駅伝特集「奪還」出雲駅伝直前 柳利幸インタビュー

前のページより)



 
息抜きにはチームメイトとテレビを見たりサッカーゲームをしたりするとのこと。寮生活も充実してそうですね!
――初戦の出雲駅伝まで約1週間となりましたが、今の調子は
 全カレ後の岩手合宿で少し調子を落としたんですけど、渡辺さんと話し合って練習メニューも色々考えて下さっているので、出雲までには全力で臨める状態になっていると思います。

――岩手合宿では他の選手とは別メニューだったのですか?
 前半は同じメニューで、後半は調整する面もありました。

――1〜3次を通して夏合宿の出来は
 今回は2次合宿が環境変わったり、色々な変化があったんですけど、自分としてもチームの練習を引っ張るという立場として良い練習ができたかなと思います。チームの一体感もより強まったと思います。

――2次合宿が菅平になったことでプラスになったことは
 北海道にはない上り下りの坂やクロスカントリーもあって、今回はスピードを磨くっていうよりも粘り強さとか脚を作るっていうのがすごく重要な合宿だったんじゃないかなと思います。

――出走が決まれば、出雲駅伝には初出場となりますね
 やっぱり昨年出走できずに付き添いで悔しい思いをしたので、今回は出雲から優勝を狙って行きたいですし、チームの勢いがつく大事な駅伝なので、自分としても初出場ですがチームに勢いをつけられる走りができたらなと思います。

――走ってみたい区間はありますか?
 具体的にはないので任された区間を走りたいと思います。初戦から区間賞を狙って行きたいですが、区間賞じゃなくても上位で襷を繋ぎたいと思います。

――各学年からバランス良くエントリーされましたが、柳選手から見て、勢いがある・調子が良いと感じられる選手は
 やっぱり1年生がすごく元気があって、武田凜太郎とかは練習も全部できています。高田(康暉、スポ2)も練習すごく強いですし、みんなすごく良いので優劣つけがたいんですけど、やっぱり修平さん(山本修平、スポ3)が全カレも入賞していますし、練習でも積極的に前を引っ張ってくれているので、修平さんかなと思います。

――今年のチームはどのようなチームですか?
 皆チームの力がほぼ横一列というか、拮抗しているので、練習中はすごいお互い意識して走れていますし、その他の場所ではすごい仲が良いというか。楽しい集団です。

――ブロック長の大迫傑選手(スポ4)はどのような存在ですか?
 世界大会を走るような選手が先輩にいるということはすごく刺激になりますし、少しでも追いつけるように頑張りたいというモチベーションにも繋がります。本当に目標とする選手です。

――大迫選手の競技面や生活面で参考にしている部分はありますか?
 練習とか競技に対しての姿勢とプライベートの生活の仕方とか、オンオフの切り替え方、スイッチの切り替わりみたいなところがすごく上手いなと思うので、そこをこっそり参考に…。

――出雲、全日本、箱根と続きますが、駅伝シーズンを通じてのチームの目標は
 三大駅伝の1つを獲りたいです。その1つが箱根駅伝だったら、代替わりしてから皆で頑張った成果が出ると思いますし、やっぱり箱根で優勝したいなというのがあります。

――最後に読者の方へメッセージをお願いします
 自分が走れているのは応援して下さる方々のご声援のおかげです。これからも期待に応えられるように全力で走りたいと思うので、応援よろしくお願いします!

――ありがとうございました!

柳選手インタビューいかがでしたか?一つ一つの答えの中に見えたのは、「上を目指したい」という飽くなき向上心。それが柳選手の成長を後押ししているような印象を受けました。昨年度の駅伝シーズンでは全日本・箱根と出走するも、悔しい思いをした柳選手。主力となった今年度は存在感ある走りで他校のエースと渡り合う姿を見たいですね! 

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(TEXT=矢野真由実、PHOTO=関谷公子)
 


 
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