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	来年度は駅伝主将としてチームを引っ張る立場に。

――チーム内でライバルのような存在はいますか
　僕自身はあまりライバルとか思ったりはしないのですが、負けてられないかなと思うのはみんなですね。 　

――他校の選手ですと？
　他校の選手だともっといないですね。あまりほかの選手を気にしないようにしているので。

――チーム全体の今の雰囲気を教えてください
　出雲駅伝が6位という決して満足のできない結果に終わって、次の日から特に主力は気持ちが切り替わっていました。出雲での結果どうこうというよりもしっかり先を見る必要があると思って、全日本ではしっかり優勝争いをするんだという思いをみんなが持って練習をしているので、みんなメラメラしているものがあるかなと思います。

――出雲駅伝の後、なにかチームでお話しされたことはありますか
　それぞれの走りの中で反省点があったので、そこを指摘し合いました。そこから変えていける部分は既に変えていて、プラス夏合宿でやってきたことが正解の方向には行ってるんですけど、まだまだやれることが出雲で発見されたので、今はその弱点の部分の補強を毎日やっています。

――出雲では平選手は４区区間３位の走りでした
　4区の結果どうこうというよりも、1年間ずっと1区を目指してやってきたので、まず4区を走っている時点でおかしいことですし、全区間を分けて、後半の4区からまた流れを作っていくのがうちのやり方なので、そこで僕が集団で負けて5区へ流れをつくれなかったっていうのが1番自分のダメだったところですかね。

――では、次に全日本駅伝についてお伺いしたいと思います。昨年は出走されませんでしたが、今回走りたい区間はありますか？
　今回も前半区間の1、2区を狙ってます。

――1、2区を走りたい理由は何ですか
　3大駅伝で前半の主要区間を走りたいというか、走らなきゃいけないとずっと思っているので。そこを監督にまかせてもらえるように1回1回の練習で調子の良さをしっかり見せていくのと、こいつなら大丈夫だと思ってもらえる選手になっていくことですかね。

――いつも、試合の前は何日前に出走が決まるのですか？
　区間はだいたい1週間前くらいからチーム内でおまえはここだろ、みたいな話だったり、マネージャーが監督と話す中で、監督の考えが選手の方に流れてきたり、っていう感じでだいたいは分かってくるんですけど、本当に正式に決まるのは前々日くらいですね。

――全日本駅伝のチームとしての目標を教えてください
　チームは優勝争いをすることが目標なので、その為に自分が1、2区でしっかり流れをつくることが重要だとおもいます。

――平選手自身の目標は
　区間順位や区間タイムというよりも前半区間は他大学からも強い選手が来るので、競り負けないように戦い抜くっていうことですかね。

――平選手の走りの強みはどこですか
　強みはやっぱりスピードに対応できることなので、出雲ではそこを残し切ることができなかったことが一つの反省点ですけど、全日本駅伝ではしっかりと修正して前半も後半もスピードを生かせればなと思います。

――平選手から見て、調子の良い選手は誰ですか
　今、チームで調子が良いのは1、2年生ですかね。

――1年生では永山(博基=スポ1)選手が出雲・全日本にもエントリーされていますね
　永山は走りに安定感があって、練習でも常に上位で来てくれます。2年生は藤原(滋記=スポ2)と石田(康幸=商2)が調子がよくて、光延( 誠=スポ2)も全カレはあまり良くなかったんですけど、そこから立て直して今は調子が良いので、1、2年生が今ノリにノッているかなという感じです。

――大エース不在の中、全日本駅伝・箱根駅伝とどのように戦っていきたいですか？
　もう今年はここから大エースを出していくのは無理ですけど、かといって一人一人の力で戦おうという、それぞれが自分がやらなきゃという気持ちを無くしてしまうと出雲みたいな戦いになってしまうので、エースがいないからこそ一人一人がエース並の走りをするんだという強い気持ちがみんなでがっちり合わさったときに優勝ってものが見えてくるのではないかなと思います。

――あこがれの選手はいますか？
　いないです。けど、尊敬する選手はやっぱり大迫(傑=ナイキ・オレゴン・プロジェクト)さんです。

――今後の抱負をお聞かせください
　今後は、全日本駅伝・箱根駅伝でまずチームの目標を達成するためにしっかり貢献することですね。まずは全日本駅伝をしっかり走りたいと思います。

――最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします
　3年生として、早稲田に貢献できる走りをしたいと思うので応援よろしくお願いします。

――ありがとうございました！

平選手のインタビューいかがでしたか？ 入学してから主力として活躍してきた平選手。今季はレースや夏合宿から得たものがとても多かったようです。残る全日本・箱根でも、平選手の力強い走りから目が離せません！ 　

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