----では最後に、読者にメッセージを。
神原 早稲田には本当に様々な個性が集まっているわけですが、このプロジェクトはスポーツを通じていろんな才能が出会うという、そういう場にしたいんです。だからとにかく多くの人に、このプロジェクトに触れてほしいと思っています。読者が早稲田のスポーツを面白くする、そして早稲田を面白くする、だからもっとコミュニケーションしましょう、お互いに刺激しあいましょう。そんな感じですね。
----坂井さんは。
坂井 思いっきりスポーツを利用して欲しいですね。今までスポーツは、スポーツと主体的に関わろうとする人だけのものだったし、それで良かったんですけど、やっぱりそれだけでは寂しいじゃないですか。スポーツっていうのは結局出会いの場なんですよ、対戦相手、ライバル、チームメイト、試合を見にきてくれる観客。本当に様々な出会いができる、そういう間口の広いものなんですよ。だから、スポーツと関わることは多分、誰にとってもプラスだと思うんです。
----早稲田でこうしたプロジェクトを行うことの意義を踏まえて、メッセージを言うとすると。
坂井 早稲田のスポーツが衰退しているというのは事実だと思います。成績でも、一体感ということでも、早稲田のスポーツは何かやばいなあというのはみんな感じていることだと思います。でもみんながそう感じているっていうことは、まだ早稲田のスポーツというものがみんなの心の中にあるってことだと思うんですよ。早稲田のようにこれだけスポーツ環境に恵まれた大学は他にないんですよ。僕が保証します。22年間スポーツに関わってきた僕が保証します(笑)。そういうものを利用しない手はないんですよ。結局、自分が参加しなければ面白くないのがスポーツなんです。それぞれ自由にかかわれる、それでいてひとつになれる。「個と社会」って言うのかな?そういうのがすごく感じられる。自分らしくて、それでいて一体感がある。すごく早稲田らしいですよね。自分なりの関わり方でいいので参加してみて欲しいですね。われわれのプロジェクトでも、そういう自発的にスポーツと関わろういう人たちの後押しをしていけたらいいなと思ってます。
----ありがとうございました。
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