# 高速・継続・正確・独自性・激しさの5つを掲げて、 選手権優勝を目指します。
どうした、早大ラグビー蹴球部。2000年12月24日、早稲田は関東学院大に敗れ、2年連続で大学選手権ベスト8で姿を消すことになった。これに危機感を抱いたラグビー部は監督に1990年の早稲田最後の大学選手権を制覇した時の主将である清宮克幸(33)を迎えた。かつてない期待を背負って荒波を漕ぎ出す2001年度の早大ラグビー蹴球部。左京新主将に今期の展望および目標を伺った。(注:このインタビューは雑誌「Wasedawillwin
Start!」用に今年3月に行ったものです。)
左京泰明(さきょう・やすあき)
早稲田大学第二文学部4年。福岡・東筑高校出身。1979年3月7日生まれのB型、184cm90kg。早稲田大学体育局ラグビー蹴球部第83代主将。ポジションはLO。
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──まず、昨年度の対抗戦3位、そして大学選手権ベスト8という成績についてはどのように考えていますか。
一言でいって悔しい。それが一番です。
──3月3日から清宮新監督のもとで練習が始まっていますが、どうでしょうか?
今年はフルタイムで来てくれているので、それが非常に助かります。学生のほうも初めてお会いする方なので、最初のうちは少しとまどいもあると思うんですけど、徐々になれていくと思います。
──今期の主将に選ばれたわけですが、そもそもどうして早稲田に入ってラグビーをやろうと思ったのですか?
僕は福岡の東筑高校出身なのですが、中竹主将やその代の平田さんや竹内さんなど何人か先輩がいらっしゃって、その影響が強いですね。そういった先輩方が夏休みのオフなどに帰ってきて指導などをしてくださって、その際に早稲田についてなどいろいろ語ってくださったので、自分も早稲田で試したいと思って決めました。
──主将ということで期待されている部分があると思いますが。
やっぱり主将に決まったときにいろいろな人におめでとうとか言われて感謝してます。それですごい責任も感じましたし、「がんばるぞ」というエネルギーをもらいましたね。
──主将としてどこか変えていきたいという部分はありますか?
一つと言うことではく、高速・継続・正確・独自性・激しさを掲げています。正確さに関して言うと、試合の分析をしていくうちにやはり関東学院大(注:2000年度大学選手権優勝)などに比べると基本的な精度の低さなどがありました。今年はその5つを掲げて激しさを中心として他の4つはどんどんリンクしていき、上手く進んでいくと思います。
──一方、先代から受け継ぎたいと思うところはありますか?
代々伝わってきている早稲田の特徴で凄いいいところだと思う点で、ラグビーに対する姿勢とかそういうところはもちろん受け継いでいかなければいけないと思います。
──そしてそれに加えてさきほどの5つの目標を提示したわけですか?
プレーに関して具体的なものを提示するのはその5つですね。
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