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サークル選びの時、チア以外に選択肢ってなかった。
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副キャプテンの元木さん（社学3） |
━━ファルコンズに入る前に、チアリーディングやダンスの経験がある人は多いのですか。
立石：いや、それはないですね。ほとんどの子が大学に入ってから始めています。
━━お二人は?
元木：中三の時にちょっとだけダンスを習っていました。当時流行っていたので。でも階段から落ちて骨折したのをきっかけに辞めてしまって(笑)。運動神経はあまり無い方なんです。
立石：私は部活で新体操や器械体操をやっていました。
元木：キャプテンは運動神経抜群なんですよ。ファルコンズでバック転・バック宙ができるのは、唯一彼女だけなんです。
立石：後輩に受け継がせていきたいなと思いますが、難しいかもしれませんね。器械体操をやっていたから、大学の体育の授業で練習して出来るようになりましたけど。実際に小さい頃からやっていないと難しいかもしれません。
━━お二人がチアリーディングを始めたきっかけは。
元木：ダンスだけではなく、応援もしてみたいと思ってチアリーディングをやろうと思いました。
立石：高校の時にバトンも少しやっていて、その時の先生に「おまえは大学生になったらチアをやれ」って。そうやって先生に洗脳されたみたいで(笑)、大学のサークル選びの時にチア以外の選択肢はあまり無かったです。
━━どうしてファルコンズという「サークル」でチアリーディングを始めたのですか。チアがやりたいなら、応援部もありますよね。
元木：入学式の時には応援部に入るつもりでした。でも上下関係が耐えられないかもと思って。ファルコンズの見学にも来たら、ここはみんなの仲は良いし雰囲気も良くて、そのまま入ってしまいました。
立石：私も応援部と迷ったのですが、応援部の子たちはいつも客席を見て応援しているじゃないですか。私は試合を観て応援したいなと思って。
日々の練習だけで、演技に必要な筋力はつきます。
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夏のチアリーディング日本選手権大会での演技 |
━━一般的にチアリーダーはスタイルの良い方が多いように思うのですが、食事制限やダイエットはしていますか。
立石：いや〜、やってないですね。トップの人は下のポジションに負担がかかるからとダイエットする人もいるみたいですけど。むしろ「するな」と言っています。食べないと体力も落ちますからね。
元木：逆に大会なんかの打ち上げで、しゃぶしゃぶの食べ放題に行ったこともあります(笑)。気にしている人もいますけど、団体として奨励は一切していないです。
━━今体力の話も出ましたが、普段の練習だけで演技に必要な筋力や体力はつくものですか。
元木：つきますね!!一応練習に筋トレが組まれていますけれど、日々の練習が一番筋肉を使います。個人的にトレーニングをしている人もいますよ。筋力がないと上手くできませんから。
立石：特に腕や脚の筋肉はつきます。ベースの人はトップの人を持ったり、ダウンアップの力で飛ばしたりしますから。
━━では、日々の生活の中で気をつけていることは?
立石：チアバック(ファルコンズのお揃いのバック)を持っている時は、悪い素行をしてはいけないぐらい(笑)。そんなに無いですね。
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