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 ディフェンスの最前線で、屈強な体と精神で相手オフェンスをつぶしに行くのがDLというポジション。そのDLで活躍するのが#90福山晃司選手(スポ3)。今シーズンのいままでと、最終節へ向けた意気込みを聞いた。





 
S60年4月18日生まれ
スポーツ科学部スポーツ医学科3年
大阪府生まれ、府立箕面高校卒
背番号90
183cm 95kg

――今年のDLの特長を教えてください。
 スターターが去年とあまり変わってないので経験も豊富でやっと成長してきたなって感じがします。春シーズンは相手チームのDLには負けていないという手ごたえがあって、他のポジションはやっぱり入れ替えがあったので、その分DLのほうがいい成長をしたと思います。

――今後どんなチーム、ディフェンスを作っていきたいですか?
 やっぱり層の厚いDLっていうポジションを作って、誰が欠けてもすぐに上がって同じようなレベルでプレイができるようにしたいです。ディフェンス全体としては、他のポジションでは今年のメンバーは4年生が多いんですよね。4年生が抜けた穴をどうカバーしていくのかというところが課題ですね。ビッグベアーズは個々の能力はそこまで高くなくて気持ちで勝つチームでそれが魅力だと思うので、みんなが支えあって、チーム一丸として、勝っていきたいです。

――秋シーズンを振り返って、初戦はどのように臨みましたか?
 初戦は2部から上がってきたチームなので、まだ自分もやったことがなくて全然わからない状態で戦ったので、そこで押され負けしないように気を引き締めて望みました。


 

――その秋シーズンの中で一番ディフェンスがうまくいった試合はどの試合ですか?
 日大戦ですね。日大は個々の能力がすごく高いので、そのチームに流されないようにしっかり準備からしてきました。相手はパスが多かったですけど、用意してきたものでしっかりと後ろを作って、前もしっかりQBにプレッシャーかけるっていうシステムで、しっかりやれたと思います。

――逆にうまくいかなかった試合はありますか?
 横国戦ですかね。その試合は1年生2年生中心で下級生がたくさん出たんですよ。それで未熟なせいか、その隙をつかれました。そこで出た反省が春と変わっていないということだったので、それをいかに直していくかが課題です。下級生全員がゲームプランを考えていけるようにしたいと思います。

――法政戦の見所を教えてください。
 法政は強く、相手のRBも速いしレシーバーもすごいし、そういうスター選手をどうカバーできるかというところに注目して観てほしいです。
 今年は去年のリベンジで、絶対に勝ちたいと思います。


 

――それまでにいまからでできることはありますか?
 たくさんありますね。戦術をしっかり頭にたたきこんで、相手に対してどう動くかというイメージをしっかりやっていこうと思います。2年生は大体分かると思うんですけど、1年生はあまり試合に出てないので法政のことをただ強いだけかと思うかもしれないので、しっかり一緒にビデオをみたり、相手の怖さをしっかり身に染みさせてから臨みたいと思います。

――どういう試合にしていきたいですか?
 それに勝てばクラッシュにいけるので、とにかく勝ちたいです。勝利を一番上において挑みたいと思います。

――それでは最後にファンの方々へ一言お願いします。
 DLユニットでしっかり暴れるのでその辺を見ていただきたいなと思います。

 


 「他のポジションよりもDLは良い成長をしている」と自信をのぞかせる福山選手。法政戦において、法政オフェンスの自由は早稲田DLが許さないであろう。気迫のこもったプレイで法政を圧倒してほしい。

 

次回予告
第1回 RB 前橋直人選手インタビュー
第2回 QB 井上友綱選手インタビュー
第3回 DL 福山晃司選手インタビュー
第4回 LB 人見進之介選手インタビュー
第5回 WR 石川恵一選手インタビュー

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関連URL
早大米式蹴球部公式サイト

 

(TEXT=飯田隼人、PHOTO=米式蹴球部提供、村山裕太)

 

 


 
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