(前のページより)
|
|
|
大学2年目で、自分なりの練習のリズムを掴めたようだ。
|
――これまでに、思い出に残っている駅伝はありますか?
高校駅伝ですね。自分が2年の時に1区で途中棄権があったんですよ。その後最下位スタートで、自分は4区だったんですが、タスキを貰った時も最下位で、悔しい思いをしました。
――出身校の白石高校は駅伝強豪校ですが、高校時代はどのような選手でしたか?
1500mで入賞したので(2005年高校総体6位入賞)、どちらかと言えば中距離で、長い距離は得意じゃなかったです。(練習は)厳しかったので、監督に言われるようにやってたんですけど、自分で考えて走るって事をあまりしてなかったですね。大学って結構自由じゃないですか。大学でスランプに陥ったのも、その点があると思います。
――その他、印象に残っている駅伝はありませんか?
都道府県(駅伝)!1区!2年生の時なんですが、当時高校3年だった竹澤さんや阿久津(圭司)さんが出てて。その頃から竹澤さん達は早稲田に行くって言っていて、自分も早稲田に行きたくて、ちょっと意識してたので。最初はついていけたんですけど、やっぱりすごく速かったですね。
――では、今後の駅伝に向けて。全日本大学駅伝が近づいていますが。
実は監督には「このまま調子良かったら、この区間走るよ。」っていうのは聞いてるんです。任せてもらうからには、出雲みたいにはなりたくないんで(苦笑)。
――箱根駅伝も意識してますか?
もういつも(意識)してます、箱根は。往路の前半を走りたいです!だから一試合一試合、ちゃんとアピールできるように、取りこぼしのないようにしていきたいですね。
――では今後、高原選手はどんな選手になりたいですか?
なんか自分って(レギュラー取れるか取れないか)ギリギリの選手だったので、今年は調子も良いですし、「高原は走って当たり前。」って言われるような選手になりたいです。来年も速い一年生が3人入ってくるので、やっぱり後輩には負けたくないし、準エースとか、そういう感じの選手になりたいです。
――4年生になったらエースも狙えるのでは?
意識はあります!エースになりたいです。
――最後に見ている方へ、メッセージをお願いします。
今年は大ブレーク間違いなし!応援してください!ファン大歓迎(笑)!
負けたくない――穏やかな表情の奥で、メラメラと燃える自信、そして向上心。しかし一方で「卒業後の事はわからない。今は陸上で食べていけるレベルとは思えないから。」と、自分自身を冷静に見つめ、分析する目も持ち合わせている。「エース」を目指して。現在2年生の彼が、今後どのような選手に成長していくのか。ぜひ注目していただきたい。
|
2/2
|
関連URL
早大競走部公式サイト
関東学生陸上競技連盟
関連記事
競走部駅伝特集 襷-TASUKI-「竹澤健介選手インタビュー」
|