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取材時、寮にいた本多選手達と一緒に撮った一枚。
部員同士の仲のよさが窺える。
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―行場主務から見て今年度のチームはどんなチームでした
か?
そうですね、いい意味であまりまとまっていなかったかな
、と思います。みんな個人主義でサバサバしたところがあ
るので、竹澤(健介・スポ)が直前に故障したときもチーム
全体が大きく浮足立つこともなかったですね。チームとし
て入れ込み過ぎてなかった分、アクシデントが続発しても
動揺しなかったのが、本番で逆にいい結果につながったの
かなと思います。
―主務として活動していて喜びを感じる時は?
箱根駅伝で2位になったのももちろんなんですけど、あとは
インカレや早慶戦の運営など大きな仕事をやり切った時は
自分の中で充実感がありましたね。
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来季期待している新入生は、高校の後輩である矢澤曜選手
だそうだ。
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―選手、組織を支える学生スタッフに必要なことは?
一番は「やる気」で、あとは辛い顔を見せないことだと思
います。選手の方が実際辛いことをしているし、マネージ
ャーが辛い顔をして嫌な印象を与えるのはよくないと思う
ので、そういう姿を見せないことが大事だと思います。
―学生スタッフ(主務、マネージャー)を経験して得たこと
、学んだことは?
電話の応対が上手くなりました(笑)。僕は基本的に人見知
りで、知らない人と話すのが得意じゃなかったんですけど
、マネージャーという立場上必要なことなので、今はある
程度話せるようになりましたね。あとは…、その気になれ
ば色々なことができるということが分かりました。人間は
多少寝なくても生きていけますね(笑)。
―競走部のマネージャー、主務の魅力は?
監督が明るい人なので、自分の性格もだんだん明るくなっ
てきている気がします。あとは、この仕事をやってなけれ
ば会えないような人と会えることが魅力の一つだと思いま
す。例えば、河野洋平さん(WAC会長)に挨拶に行ったりとか
。仕事を通じて、色々な人に会うことができました。
―後輩達に伝えておきたい事は?
ある程度自分たちが上級生になった時に、チームを締める
ことが出来るような選手になってほしいですね。そういう
役はみんなやりたくないとは思うんですけど、(チームを締
める人間が)いた方が後々チームとしてやりやすくなると思
うんで。僕の学年は駒野しかそういう人がいなくて、そう
いう役を一人にやらせる形になってしまったので、駒野に
は申し訳なかったなと思います。
―最後に、来年度のチームにエール、メッセージをお願い
します。
今年より、来年の方が戦力的に絶対強いと思うので、その
分かかるプレッシャーも大きいと思うんですけど、プレッ
シャーに負けずにそれを力に変えて頑張ってほしいです。
一つ一つの質問に対して丁寧に答え、インタビュー後も、
車で私達を合宿所から最寄の駅まで送ってくださるなど、
終始心遣いを見せてくださるような優しさや人柄の良さが
魅力の行場主務。今年のチーム躍進の背景には、行場主務
を始めとしたマネージャー、スタッフによる支えがあった
。2008年度の競走部の更なる活躍、そして行場さんご自身
の今後の活躍を祈念したい。
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関連URL
早稲田大学競走部公式ホームページ
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