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村木ゆかり副将・チアリーダーズ責任者プロフィール 第一文学部・新4年 オーストラリアNSW州・The Illawarra Grammar School出身
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――お仕事の内容と役割を教えて下さい。
山岡優トレーニングチーフ(教育新4、以下山岡):
トレーニングチーフと言いますのは、日本語でいうと練習責任者という役職になります。チームの練習の安全な環境を整える役割があります。年末のラグビーや早慶戦などの大きな応援では、人をここで飛ばす、などの演技を考えて組み立てます。一応指導者資格CLASS1(日本チアリーディング協会認定)を持っていて、チーム内で技術的な指導をしています。まずは安全第一なので、危険なことはしない。もし難易度の高い技をするのでしたら、演技を組み立てるメンバーに加え、もし落ちてしまった場合に補助に当たる人を何人か配置して必ず意識を持つ、ということを第一にやっています。毎日練習の何時間か前に、皆に練習メニューをメールで配信もしています。
村木ゆかり副将・チアリーダーズ責任者(一文新4、以下村木):
応援部はリーダーとチアリーダーズと吹奏楽団3つで構成されていまして、応援部全体での主将がリーダーから、吹奏楽団とチアリーダーズから1名ずつ副将が毎年出ます。チアリーダーズのこともなのですが、応援部として部員全体をまとめる役目をしています。特に決まった仕事はないのですが、チアリーダーズや応援部全体を見て、まずは部員が安全に活動できる環境を整えることが一番の役割です。そのためだったら何でもする、と言いますか…。応援部という名前を背負うのにふさわしい活動をできるように、全員をまとめていくという仕事です。主務の永梨やトレーニングチーフの優の方が”これ”と言った仕事があるのですが、私の場合は全体を見てあるべき理想とする姿に導いていく、という役割だと思います。こういう取材をお受けしたり、OBOGの方の集まりなども部を代表して行かせて頂く場合もあります。
嘉野永梨主務(商新4年、以下嘉野):
私たちは4年生になると全員が役職を持ちます。応援やステージの責任者がそれぞれいるので、普通は主務が全部負うと思うのですけれど別にやってもらっているので、その辺が他の部の主務と違って楽させてもらっているところです。仕事内容は、OBOG、コーチや大学、場合によっては企業との連絡の窓口というのが一番大きいです。部員に対しては、怪我した時の対応だったり競技スポーツセンターに名前を登録したりなど、事務的な面で関わるという感じです。ほんと地味な感じなんですけど(笑)。この中でいうと一番、いわゆる他の部でいうマネージャーさん的役割かな。
あとは、部費を稼ぐ為にアルバイトをするのですがその担当なので、誰を派遣するかのメンツ決めなどをやります。
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嘉野永梨主務プロフィール 商学部・新4年 千葉・千葉東高校出身
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――アルバイトをするのですか?!
村木:
アルバイトというと少し語弊があるかもしれないのですが…。
嘉野:
OBOGの同窓会などに応援部として呼ばれて、演技で会合を盛り上げます。
山岡:
『紺碧の空』を歌ったり、10人位で飛んだり跳ねたりして(笑)。
村木:
入試やオープンキャンパスなど学校行事のお手伝いをして、お金を部費の足しで頂いたりもします。
――役職についた経緯を教えて下さい。
村木:
毎年12月の代交代から、新4年生が一人一つ役職を任されるようになります。3年生時代に、補佐という形でそれぞれの部門を4年生と一緒に受け持ちます。去年は私たちも3人それぞれの役職の4年生の補佐をしました。あとは本人の希望や適性などを見て頂いて、一つ上の学年の方に決めて頂きます。今新4年生が11人いるのですけれど、それぞれが役職についています。 山岡:
3年生時代は、前期と後期で別の役職の補佐につきます。
村木:
大抵2、3個は必ず経験できる風にはなっています。大体は経験した役職の中から着きます。応援部を動かすということを、色々な角度から見られるようにしています。
――それぞれの役職を勤める上で出気をつけていることは?
嘉野:
常に部員のことを考えるようにしています。毎週の部員たちのスケジュールを組まなくてはいけないので。あとは自分自身がもう少ししっかりするように気をつけていますが(笑)。外に出る場面が多いので、部全体が悪く思われないよう気をつけます。
村木:
必ず一歩外から、自分自身だったりBIG BEARSや応援部を見る視点を常に持つように心がけています。応援部の活動自体が、他の部の方とは違って自分たちが出場する試合というものがないので、試合をしてくれる野球部なりラグビー部なり蹴球部なりがいないと、どれだけ練習しても成果が出せないので。そういった意味でも、去年は色々な部が活躍してくれたので、本当に体育会の同期たちにも感謝だなぁと思いますし。競技スポーツセンターや大学の方は勿論、OBOGの方でしたり一緒に応援に来てくれる観客でしたり、”人”がいないと活動自体する意味がなくなってしまう部なので。そういった方々からからどういう風に自分たちが見られているかということを忘れずに、それを踏まえた上で今何をしていかなきゃいけないのか、を考えることです。あと4年生ということで下級生とはそれなりに上下関係もあるので、すごくラフにとはいかないんですけど、その中でどれだけコミュニケーションを取って相手のことを理解していけるか、ということ。部員にとって一番の理解者っていう立場でいなきゃいけないなと思っているので、この子はここが良くて逆にここが悪くて、っていうのを部員35人分見れるように頑張らなきゃなと思っています。
山岡:
練習中の雰囲気をすごく大事にしようと思っています。他の部の応援に行くのでまずは自分たちが一番元気じゃないとチアできないので(笑)、まずは練習から一番チアフルにいようと思って、明るさは大切にしようと結構気をつけています。
村木:
山岡は笑いはいつでも取れるので(笑)。
山岡:
あとは、「全員がレギュラー」という言葉がよく使われるんですけど、入った子全員が神宮球場で踊ることができて、選抜で応援に行かせるのではなく全員が色々な部に派遣されて演技をしますということなので、全員が均等に、といいますか同じ技術を持つだけの力を付けさせたい、と思います。勿論個人差はあるんですけど、この子はできないからやらせないというのではなくて、その子もできるように皆で頑張らせるという風にしています。
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