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 今季競争激しい早稲田RB内で活躍著しいRB#21前橋直人選手(商2)。スピード感溢れるランで相手ディフェンスを切り崩すシーンはビッグベアーズオフェンスの定番となりつつある。若手成長株が法政戦を勝利に導く。





 
S61年5月10日生まれ
商学部2年
東京都出身、早稲田大学高等学院卒
背番号21
164cm 70kg

――今年のチームRBの特長を教えてください。
 今年の僕のポジションは去年から損失が全くなくて、全員の経験値がものすごく高い状況にあります。そのハイレベルな状況の中で、RBのそれぞれの選手が自分たちの特長を思いっきりだして、そういった中で全員がスターターを狙っているので、競争が激しいですね。
 実際に僕がスターターになったのは4戦目からで、それまではずっと先輩たちがスターターで、すごい厳しい状況でした。そういう状況だからこそ自分も成長できたと思ってます。いまでも競争が激しいので、法政戦にむけて気が抜けない練習が毎日続いています。

――今のビックベアーズは前橋さんから見てどのようなチームですか?
 今のビックベアーズは、去年の4年生が少なかったっていうのもあって全体的にまとまっています。経験値が高いので今の4年生がどうやれば勝てるのかっていうことを熟知しているように思いますね。毎年なんですけど早稲田はアスリート集団ではないので、個人個人の身体能力はほとんどの一部の大学よりも劣っているとぼくは思っています。その個人個人の身体能力の差を埋めるために、コーチが戦術を持ってきたり、それを4年生がコーチの意図とか戦術の意図を聞いてしっかりと選手一人ひとりに教えてくれる。コーチたちの意思の伝達がすごい良く伝わっててそれはやっぱり、4年生たちのリーダーがしっかりしているおかげかなと思っています。


 

――それはシーズンを通じてどうですか?
 ターニングポイントになったのは中央戦です。あの試合は守備がすごい強いって言われていて、そういった守備相手に攻撃がある程度出せたって言うのが自分たちの自信にすごいつながりました。

――どういったところに課題をおいてのぞんでいきましたか?
 練習でやっている通りには行かないと思ってました。今の自分たちのよりも相手のほうが強いって意識していたので、とにかく苦しい状況におかれても絶対あきらめない、そういう気持ちを絶対忘れないようにしながら僕は挑みました。

――ご自身のアピールポイントはどういったところにありますか?
 スピードですね。同じポジション内の人たちと比べても、そこが買われて今出れているんだろうなって思います。秋シーズンを通じて毎試合毎試合ダメな点が多くて、指摘される点はあるんですけど、その中でも落ち着いてプレイできるようになったのは自分としては手ごたえがあります。


 

――法政戦はどのように望んでいきたいですか?
 法政も守備が強いチームなので、そういった相手に対しても、僕はオフェンスで勝ちたいと思っています。そのために練習からもっとオフェンス全体でコミュニケーションをとってオフェンス全体の完成度を高めていきたいです。またどの試合にも共通しているんですけど、早稲田魂みたいなものをもってプレイしたいと思います。早稲田らしい最後まで粘りのあるプレイをして、どんな状況に置かれていようと、絶対最後までやりきる姿勢を見せて思いっきり戦っていきたいと思います。粘って粘ってとにかく勝ちたいです。

――それでは最後にファンの方々へ一言お願いします。
 応援ありがとうございます、ということですね。今シーズンの全てを法政戦に出し切って全力で勝利をもぎ取りに行くので、また応援をよろしくお願いします。

 


 「最後まで粘ってやりきる早稲田魂でとにかく勝ちたい」と語る前橋選手。一瞬にしてトップスピードに達するプレイスタイルは一見すれば目に焼きつくはずだ。アミノバイタルフィードを縦横無尽に走り回る前橋選手に注目したい。

 

次回予告
第1回 RB 前橋直人選手インタビュー
第2回 QB 井上友綱選手インタビュー
第3回 DL 福山晃司選手インタビュー
第4回 LB 人見進之介選手インタビュー
第5回 WR 石川恵一選手インタビュー

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関連URL
早大米式蹴球部公式サイト

 

(TEXT=飯田隼人、PHOTO=米式蹴球部提供、村山裕太)

 

 


 
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