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TEXT=鈴木英介


早大―明大1回戦 4月14日15:00〜

 対明大1回戦は、両チームエラーなしの締まった試合となった。
早大先発和田は序盤から140キロ台のストレートを主体にまずまずの立ち上がりを見せる。一方、明大の池田も変化球をおりまぜ、好調な滑り出し。序盤はテンポのいい投手戦となる。

   試合が動いたのは4回。4回表、明大はヒットのランナーをバントで送り、7番西谷のタイムリースリーベースで先取点。しかし早大は続く1アウト1、3塁のピンチをダブルプレーで切り抜け、明大の攻撃を1点に抑えた。
 一方の早大は4回裏、先頭由田が四球で続く末定がチーム初ヒット。鳥谷が送って1アウト1、3塁となり、この試合初のチャンスを迎える。2アウト後、6番比嘉がバックスクリーンへ3ランホームラン。ヒット2点で3点を取り、効率よく逆転した。

   5回以降は和田が要所を締めるピッチングで明大に得点を許さない。センター比留間の好補など、バックも和田を盛りたてた。

   早大最大のピンチは9回表。明大は連続ヒットでノーアウト1、2塁。ツーアウト2、3塁となってからの2塁後方への詰まった打球がヒットとなり、3ー2。しかし2塁ランナーが3塁を回ったところで躊躇し、タッチアウト。結局9回表の明大の攻撃を1点に抑えた早大が先勝した。

早大は和田の粘投と固い守備で先勝したものの、明大のヒット9本に対し、わずかヒット4本。打撃面に次戦以降の課題を残した。




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