|
|
|
主将の関谷智史(法4)。
ポジションはLB。守備の要。
|
夜の東伏見、紺碧寮。練習を終えた2人が普通の大学生に戻って姿を見せた。創部史上初のプレーオフ出場についてまずは率直な感想を二人に聞いてみる。
関谷主将:今年初と言う事でそれは素直に嬉しいですね。今年のチームがこうだからとか直接いえることはないんですけど、毎年試行錯誤して今年やっとプレーオフという形になったと思います。
波木選手:個人的には今年すごくミスが多くて去年より全然パフォーマンスは良くなかったと思うんですけど自分が調子悪くても他のプレイヤーが良かったらチームとしては良いので。やっぱりチームプレーなので個のプレイヤーを生かすというチーム課題はよくできたと思います。
|
写真:平田満氏
|
|
地獄を見た専修戦。この経験は絶対に生きる。
試合のレポートはこちらから
|
プレーオフ出場を決めてから既に一週間。二人は既に歓喜の状態から冷静さを取り戻しているようだった。第2戦、帝京戦での自滅、第4戦、専修戦でのまさかの逆転負け、順調とはいえなかったプレーオフへの道のりを振り返る。
波木選手:試合に負けたのはやっぱり自分の責任だと思います。去年からそうなんですけど負ける試合っていうのは自分がミスしてて、目立つポジションなだけにミスもすごく目立ちますし、細かいミスより試合の勝負を左右するミスがすごく多くて帝京に負けたのもすごく責任を感じました。専修に負けたのも前半で怪我をしてしまって。怪我っていうのも自分がしっかりプレーを成功してれば起きなかったって思うんで。QBはやっぱりオフェンスの要ですし、負けてしまったのは一人自分ができていなかったのかなって思いました。負けてしまったらもう勝つしかないですしチームのモチベーションもあげてくしかなかったかなって。
関谷主将:帝京にはほんとディフェンスが不甲斐ないディフェンスだったなと。でも今年は今までと変えて春に一度ピークをもってきてそして秋にもう一度ピークをもってくるっていうやり方ででやってきたんでチームは早く仕上がったっていうのはあります。
|
写真:平田満氏
|
|
|
第4戦で既に2敗。自力出場のなくなった残り2試合、チームのモチベーションはどう保ったのだろうか。チームを率いる関谷主将、ゲームを率いる波木選手、二人の心にはどう映っていたのか。
関谷主将:うちの部っていうのは本当に全体として上手いプレイヤーが揃っているわけじゃないので、どれだけ全員で必死になって相手にくらいついていけるかっていうのが大事なんですよ。だからギリギリの状況、危機感っていうのが逆にいい方向に働いたんじゃないかなって思います。
波木選手:去年からそうなんですが崖っぷちにたたされないと自分の力が発揮できないっていうのはすごくだめだと思いますしチーム全体としてもそういうところがあるので・・・。関東制覇っていう目標っていうのがあるので力を抜いてやるわけにはいかないですから。
|
|
2/4
|
|