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第83回箱根駅伝 主なルール変更点

 今大会で83回目を迎える箱根駅伝。その長い歴史の中で、時代の変化や道路事情にあわせ幾度もルールに変更が加えられている。今大会ではどんなルール変更が行われているのか、確認してみよう。



昨年度の模様。
 

 

 第79回大会で始めて編成され、今年5回目の出場となる関東学生陸上競技連盟選抜チーム(このうち第80回大会は日本学連選抜として出場)。これまでは個人成績のみ公認扱いで、チームとしての順位、記録は参考扱いとされるオープン参加であった。しかし今大会より、学連選抜のチーム順位を公認。これにより、学連選抜がシード圏内となる10位以内に入った場合、次回のシード枠が9校、予選会での出場枠が10校となる。なお、予選会での出場枠が10校となった場合、通過基準は、上位7校を総合成績により選出、残りの3校を関東インカレポイントを加算した順位で選出する事になる。学連選抜が好成績を残す事により、翌年の予選会出場枠が増え、大学として出場できなかった学連選抜の選手の母校が予選会を突破する可能性が高くなる事、また選抜チームが加わる事により、より順位争いに士気が上がる事を期待しての、ルール変更となっている。


 これまではチームエントリー(12月上旬)で登録された16人の選手から、区間エントリー(12月29日)で補欠を4人に絞っていた(従って2人がエントリーから外れていた)が、今大会より補欠をそのまま6人認める事となった。ただし当日変更が認められるのは従来通り4人まで。年々レースが高速化し、選手の故障の確率が増加。もはや補欠が4人では対処しきれない現状から、チームがよりベストな状態でレースに臨めるようこの度見直された補欠の人数。しかし、熱狂的なファンを多く持つ箱根の特徴から、事前に発表され楽しみにしていた選手が当日は走らないような事が頻発してはファンに対して失礼であるとして、当日変更はこれまで通りの4人までとなっている。


 今回のルール変更により、順位争い、特にシード権争いが更に熾烈になると予想される今大会。どのチームからも目が離せない、今年の箱根駅伝に期待が膨らむ!

 昨年度のルール変更についてはこちらをご覧ください。

 

 

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