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エース特集

第二回 庭球部 吉備雄也選手インタビュー

前のページより)




 

単複優勝を果たしたインカレ

―辛かったり、辞めようと思うときはありますか
  しょっちゅうあります。エースというのは勝たなきゃいけない、勝つのが当たり前というのがあるじゃないですか。そういうのが続くにつれて、勝っても…。

―周りが勝つことに慣れてしまうということですか?
 そう、勝って普通でしょ?という感じで。期待もプレッシャーもあるんで。どうしても楽しくないということが先行するときがありましたね。

―今はどうですか?
  今はもう4年なんで最後って言うのがあって、4年では、最後絶対優勝して締めくくりたいと思っているので。今は1・2・3年で優勝してきて、4年で優勝出来ないというのはすごい悔しいことなんで、今はあんまり感じませんが、3年生のときとか特に感じました。

―辛い時期を越える原動力はなんですか?
  サポートの人達ですね。このような期間に入ると、レギュラー以外の人たちは 自分がテニスとする時間を犠牲にして僕たちのサポートをしてくれたりするので、やっぱり自分が楽しくないからといって辞めるわけにはいかないです。仲間のためと考えることで何度も乗り越えられたりしてきましたね。

―決め手になったことなどはありましたか?
  そうですね、結構分かるじゃないですか、テンションが下がっていたりとかいう雰囲気というのは。(辛い時期は)“テニス楽しくない”という雰囲気は周りからも一目両全と周りからも言われていたので。そのたびに監督やチームのみんなから“楽しんでこい”“負けてもいいから、自分の思うようにプレーして来い”と言われて、それが結構励ましの言葉になったりしました。“頑張れ頑張れ”というように言われるより、僕的にはこういう方がありがたかったので。そのおかげでだいぶ立ち直れた気がします。

―きつい練習も多いと思いますが。
  きついっすね。正直きついです。よく倒れないなというのはあります。“なんでこんなに走っているんだろう”とはよく思います。夏は学校ないので、朝から夕方ぐらいまで走っていますね。みんな思っていると思います。“今頃、体育会に所属していない大学生とかは、ずっと何しているんだろう”とか、かなり気になります。今頃渋谷とか涼しいところにいるんだろうな、とかよく考えます。

 

          

―普通の大学生活に未練はありますか?
  ないって言ったら嘘にはなりますね。やっぱり僕はサボりたいタイプなんです。ま、あこがれたりはするんですが、実際に(一般学生のような)生活に入ってしまったら、2〜3日しか持たないと思います。どうしても体動かしたくなってします気がします。動くのが僕らの癖なんで。 

―息抜きはどのようにしていますか
  夏になると練習で疲れすぎて、帰ったら寝ちゃうんですよ。夏はそれが一番幸せなんです。本は結構移動時間とかに読みますね。寮の何人かと部屋でDVDとかはみてます。 最近はホラーしか見ないんですよね。僕全然そういうの怖くないんですよ、ホラー。見てて、“作りもんじゃん?”って感じてしまうんですね。なんでむしろ眠くなってしまったり。

―ここもクールなエースですね。
  ここもなんですか(笑)。みんながびびらせようとして、ホラーを借りてくるんですよ。でも、結局僕だけびびらず、みんながびびってる感じですね。お化け屋敷とかもすいすい行けます。

―吉備さんが怖いものはなんですか?
  多足類はだめです。ゴキブリは全然大丈夫なんですけど、“げじげじ”って分かりますか?関西ではしょっちゅう見かけたんですが、それがすごい気持ち悪くて。昆虫は好きなんですけどね。ちょっと気持ち悪いのは蜘蛛とかです。  

―それを目の前にしたらクールなエース吉備さんはどうするんですか
  ちょっとびびりながら“あ、いる。”とか言って。(捕獲するのは)でかいのになるときついです。ちっちゃいのは大丈夫ですが。なんかリアリティーがあるものは怖いです。 

―モチベーションを保つのに一番影響するのは本という感じなんですか?
  本か音楽という感じですね。ミステリー系が好きなんで、(読むと)結構テンション上がりますよ。(気分が)落ちている時とか読むと、結構高まったり、ちょっと気分変わったりします。(音楽だと)自分結構iPodとかでいつも聞いて、寮とここ(練習場)は3〜4分なんですが、絶対に聴きながら来るって感じですね。ないとだめなんです。その日の気分に合わせて曲を変えてというかんじですね。 

―今のテンションが上がる曲はなんですか?
  今は『キマグレンのLIFE』ですね。いきものがかりも好きですね。声がすごい好きですね。試合前とかもテンションの上がる曲を聴きます。

―試合前の勝負曲は
  時期によって変わりますが、今(取材時は夏のリーグ戦の最中でした。)の所はやはりキマグレンです、この前の大会も確実にキマグレンでしたね。明日(対法政大戦)もそうですね。でも王座では変わっているかもしれないですね。


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(TEXT=池田恩、PHOTO=田辺里奈、EDIT=池田恩


 
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