渡辺康幸駅伝監督(平8人卒)

――レース全体を振り返って
　風が強い中でも今日は前半から積極的な走りをしろ、という指示を出して、その通りほとんどが走ったんですけど、結果的に東洋さんに圧倒されたという形ですね。

――前田・志方両選手は63分台でした。
　チームの主力ですので、3分台で走ったことは当然で、そこよりはそのあとですね。4分30以内までは合格かなと。

――となると田中・田口選手ですね。
　そうですね。そこらへんはきちっと予定通り走ったかなというところです。

――田中選手が力をつけているように感じました。
　全日本でも使いたかった選手です。（箱根での起用は）色々試行錯誤しながら選手を試していって、最終的には練習を積んでいて調子の良い選手10人を使うという感じですね。

――初ハーフとなった1年生への評価は
　柳は力的にあんなもんでしょう。でも高田がなかなか力を出しきらないですね。

――佐々木選手の調子は
　佐々木は15キロまで前半スタミナのところで少し不安があったので、15キロまでいって、そこから失速する分には構わないよという指示でした。内容としては前半からきちっと先頭集団にいてからの失速だったので、そこは改善できるかなという感じですね。

――箱根の区間配置への構想はありますか？
　まだ全然ですね。山要因については固まっていますけど、それ以外に関してはこれからです。

――箱根に向けて
　優勝をもちろん目指しながら1年間やっています。その中で上の2つが強いですが、3番狙いとか2番狙いで1年間やっている訳ではないので、優勝するために何をしなければいけないかというのをこれから1日1日考えていきます。やっぱり駅伝っていうのは区間配置もそうですし、チームのまとまりであったりとかそういうので十分変われるので、この1ヶ月でどういうチームに変貌させられるかですよね。それをするのが私の仕事ですので、きちんとやってあげたいなというのはありますね。

前田悠貴(スポ4)

大学生男子の部
1時間03分07秒 （3位）

――レースを振り返って
　最低限の走りはできたかなと思うんですけど、最後村山君(=村山謙太・駒大)と大津君(=大津顕杜・東洋大)に負けてしまったのは少し悔しいです。

――監督からの指示は
　15kmまでは楽に集団について、そこから勝負していければということを言われていました。実際、楽に15kmは通過できたんですけど、19kmくらいから村山君がスパートして、それに全然対応できなかったのでちょっと悔しい内容にはなりました。スピードがある選手なので、そこの差が少し出てしまったかなと。　

――目標タイムはありましたか？
　会場に来る前は一応2分台というのを目標にしていたんですけど、これだけ風も強いので、条件の良くない中でどれだけ良い順位と良いタイムを出せるかということを考えていました。2分台は出したかったですけど、昨年よりも悪い条件で3分一桁なので力はついてるのかなと。

――全日本から今日までの調子は？
　やっぱり全日本が終わってから疲れが出て、その時と比べると疲れがあってそんなに良い状態ではなかったんですけど、でもしっかり力はついたのでこれだけ走れたのかなと思います。

――今日のレースでの収穫などありますか？
　結構練習を積んだ中で出た試合でした。(村山・大津の)2人には負けてしまいましたけど、それなりの走りはできたと思うので、しっかりこれを箱根の自信にしていきたいなと思います。

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☆監督・選手コメント　志方文典、田中鴻佑
☆監督・選手コメント　田口大貴、柳利幸

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