普段聞けない後藤氏の生の声が聞けるとあって、大勢の聴衆が集まったこの講演会、後藤氏の話はサッカージャーナリスト(以下SJ)とは何ぞやということから始まった・・・
さて、今日はサッカージャーナリスト(以下SJ)という仕事がどういう仕事かということですが、今日いらっしゃった方の中で本当にSJになりたいと思っている方はどれ位いるんでしょうか?ちょっと手を挙げてもらえますか?(20人ほど手を挙げる)・・・結構いるわけですね。じゃあ、そんな無謀なことはよしなさいとか(笑)、言わないように気を付けながらお話しようと思います。
SJになるにはどうしたらいいかと言うと、これは非常に簡単です。必要なのはSJって書いた名刺を作ることだけです(笑)。でも、名刺を作っても、それで仕事が来るかっていうとそれはまた別問題ですが。なることは誰にでもなれる、それがSJという職業です。
SJって何?
サッカー関係ですとフリーランスのジャーナリストは、少なく数えても20〜30人はいると思います。これは実は非常に珍しいことで、サッカーの場合特別に多いんです。他のスポーツを見てみても、あんまり何とかジャーナリストっていう職業は思い浮かばないんじゃないでしょうか。また、国際的に見ても日本のケースは珍しいと思います。ヨーロッパの場合、新聞記者の中で特に優れた数少ない人たちがフリーになります。おじいさんが多いです。ですから日本の様に若いSJがうようよいるというのは、国際的にも珍しい。
つまり、日本の中でもサッカーだけだし、サッカーの中でも日本だけというかなり珍しい存在だと言うことができます。
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