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箱根駅伝前回大会では、近年実力者が揃い重要区間となっている3区を走り、区間4位の好走を見せた平賀翔太(基理2)選手。その後のトラックシーズンでも、インカレなどの大舞台で安定した活躍ぶりを見せた。もはや早稲田のエースといっても過言ではないその力は、今年の駅伝シーズンに入ってからも証明済み。出雲駅伝・全日本大学駅伝ともにアンカーを走り、いずれも区間3位以内という 素晴らしい結果でチームの優勝に貢献した。箱根駅伝では、持ち味の安定感を生かした走りで
早稲田を優勝に導いてくれることを期待したい。
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平賀翔太選手プロフィール 基幹理工学部2年 長野・佐久長聖出身 自己記録 5000m:13分45秒83 10000m:28分41秒42 ハーフマラソン:62分08秒 10年箱根駅伝:3区 区間4位 10年出雲駅伝:6区 区間賞 10年全日本大学駅伝:8区 区間3位
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――箱根で走りたい区間はありますか?
2区か3区を走りたいです。
――山の5区6区はどうですか?
山は正直走りたくないですね(笑)。登りはあまり得意じゃないので…。下りは苦手ということはないですが、足にダメージがきそうなので。
――先日の国際千葉駅伝では、宇賀地強(コニカミノルタ)選手とのラストの競り合いが印象的でした。
かなりの秒差があったところを追いつかれたので、あそこで負けたくなかったです。
――平賀選手は、あまりケガはしない方ですか?
大学に入ってからは、ほとんどしていないですね。ケガがない分ちゃんと練習できているので、それが結果につながっているのかと思います。
――普段の食事などには気を遣いますか?
僕はあんまり太る体質じゃないので、そんなに気にしないです。甘いものが好きですね(笑)。
――平賀選手が思う、箱根のキーマンは?
全員じゃないですかね。
――箱根に向けた抱負をお願いします。
チームが総合優勝できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。
2年連続での出場となった11月の全日本大学駅伝では7区区間2位の好走をし、チームの15年ぶりの優勝に貢献した前田悠貴(スポ2)。5000mで14分05秒のスピードを生かした積極的な走りが持ち味だ。取材時の堂々とした姿からは、箱根の長い距離にもあまり動じることのない頼もしさを感じた。
箱根路でも練習でさらに強化した走力を十分に発揮してほしい。
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前田悠貴選手プロフィール スポーツ科学部2年 鹿児島・小林高校出身 自己記録 5000m:14分05秒00 10000m:29分08秒91 ハーフマラソン:64分20秒 10年全日本大学駅伝:7区 区間2位
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――箱根を控えた現在の心境は?(取材を行ったのは12月18日)
もうあんまり時間もないので、自分ができることを当日までしっかりやれればいいかなと思っています。
――前田選手自身のコンディションはいかがですか?
11月とかに比べてだいぶ調子が良くなってきました。
――11月には全日本駅伝での好走が印象的でしたが、箱根への自信にはなりましたか?
そうですね。でも箱根は全日本の2倍くらいの距離があるんで、あまりそれは考えないようにしています。
――箱根の距離の長さに不安などはありますか?
でも12月は結構走りこんだので、今はそんなに不安はないですね。
――では集中練習はうまく積めているという感じでしょうか?
そうですね。結構うまくはいっていると思います。
――総合力で戦う早稲田の中でも前田選手の考えるキーマンは?
やっぱり往路を走る山までの4人(1〜4区)で、どれだけ貯金を作れるかが重要だと思います。まだ誰が走るかとかはわからないんですけど、そこがどれだけできるかで復路も展開が変わってくると思いますし。そこがキーですね。
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